2009.06.26

考えなしの行動

これは、考え方のヒントを教えてくれる本です。なかなか楽しめました。

ただ、絵を見て、解説を読んでるだけでは、「は?」と思ってしまいます。考えながら読むのが良いです。

ジェーン・フルトン・スーリ+IDEO著(森 博嗣訳)

2009年22冊目

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六月の桜 ―伊集院大介のレクイエム

同級生から陰湿ないじめを受けている11歳の少女・桜子は世間から孤立して生きる大金持ちの老人・津坂と満開の桜の木の下で出会う。孤独を分かち合う二人は、やがて禁断の恋に落ちていく。しかし年齢差66歳の許されざる恋は、次次と不吉な事件を呼び起こし…。伊集院は少女を救い出すことが出来るのか。
(裏表紙より)

栗本薫作品の中でグイン・サーガと同じくらい好きな伊集院大介シリーズです。

でも、今回はなんかやるせない話です。

11歳の少女と老人が恋に落ちる、というのは作り事といってはなんだがフィクションなので、アリかナシかでいえばありかもしれませんが、現実には無いだろうなぁと思います。

それはいいとして、何となく伊集院大介シリーズではあってほしくない結末で終わりました。

う~ん、栗本氏の精神状態によるものだったのでしょうか?

栗本 薫著

2009年21冊目

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2009.06.18

遠いうねり

グインサーガ第127巻読み終わりました。
表紙はヨナだと思いますが、服はもっと黒のほうがいいと思います。ミロク教徒なので。奥はスカールでしょう。ということは、話はヤガのところになります。どんどん怪しさが増すミロク教。どうなるのでしょうか?

先月急逝した栗本薫さんの作品ですが、130巻の途中までは続くようです。でも。。。たぶん、それじゃあ終わらないんだよなァ~。グインの先行きも気になりますが、何より悲しいのは栗本薫さんが亡くなってしまったことです。心よりご冥福をお祈りいたします。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2009年20冊目

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2009.06.14

霞町物語

青山と麻布と六本木の台地に挟まれた谷間には、夜が更けるほどにみずみずしい霧が湧く。そこが僕らの故郷、霞町だ。あのころ僕らは大学受験を控えた高校生で、それでも恋に遊びにと、この町で輝かしい人生を精一杯生きていた。浅田次郎が始めて書いた、著者自身の甘くせつなくほろ苦い生活。感動の連作短編集。
(裏表紙より)

僕が読んだ浅田次郎で初めての主人公が十代の青年の物語でした。その青年の祖父,祖母の話が良かったなぁ。ああいう風な人物になりたいなぁ~。

浅田 次郎著

2009年19冊目

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2009.06.13

片想い

十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲郎は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが……。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った星集の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、傑作長編ミステリー。
(裏表紙より)

裏表紙を見たときにどんな話かと思ったら、性同一性障害の話らしく、それだけでも結構重いのに、さらに複雑な話になってました。

複雑な環境で育った人たちがよくもまぁそろったものです。最初の出だしは、僕だけかもしれませんが良く見かける風景。大学時代の友達と飲みに行くと大体そのようなことになったりします。ですが、それだけです。この話のような複雑なことはおこりません。

僕の知らない世界をかいま見せてもらいました。

東野 圭吾著

2009年18冊目

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2009.06.03

ニッポン硬貨の謎 〈エラリー・クイーン最後の事件〉

ミステリ作家にして名探偵エラリー・クイーンが出版社の招きで来日、公式日程をこなすかたわら、東京に発生していた幼児連続殺害事件に関心を持つ。同じ頃アルバイト先の書店で五十円玉二十枚を千円札に両替する男に遭遇していた小町奈々子は、クイーン氏の観光ガイドを務めることに。出かけた動物園で幼児誘拐の現場に行き合わせるや、名探偵は先の事件との関連を指摘し……。
(裏表紙より)

作者は、北村薫さんですが、エラリー・クイーンが書いたような体になっています。

なんとなく読みにくさを感じてしまいました。あと、話も無理があるんじゃないかなぁ~。なんて思ったり。。。クイーンは読んだことがありません。一回読もうとしたのですが、つまらなかったらどうしよう?っていう不安があって読めずにいます。

読む本が無くなって困ったら、読んでみようかと思います。

北村 薫著

2009年16冊目

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2009.05.22

ドリームバスター1

最近、宮部作品は、こういったファンタジィものしか読んでいないような気がする。と思ったのですが、そんなことはなかったです。

どうも、ファンタジィの印象が強すぎただけです。その証拠に、一つ前の宮部作品は、『日暮らし』、その前は『ICO』ですが、『弧宿の人』、『あかんべえ』となっております。

今回のファンタジィはなかなか好きです。『ICO』よりは楽しめました。

宮部 みゆき著(大極宮)

2009年15冊目

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2009.05.18

町長選挙

町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。そこは住民の勢力を二分する町長選挙の真っ最中で、なんとか伊良部を自営陣に取り込もうとする住民たちの攻勢に、さすがの伊良部も圧倒されて……なんとひきこもりに!?泣く子も黙る伊良部の暴走が止まらない、絶好調シリーズ第3弾!
(裏表紙より)

帯に「伊良部だって、ひきこもる」とあったので、もっと期待したのですが。。。

でも、面白かったです。題名をみて『町長選挙』だけかと思ったのですが、いつもの通りの短編4つでした。多分、当時話題になった事柄を取り込んだのだと思います。

すごく早く読み終わりました。この人の小説はみんなこんなに読みやすいのでしょうか?それとも、私だけなのでしょうか?

奥田 英朗著

2009年14冊目

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2009.05.13

語り女たち

海辺の街に小部屋を借りて、潮騒の響く窓辺に寝椅子を引き寄せ横になり、訪れた女の話を聞く−−さまざまな女が男に自分の体験を語り始める。緑の虫を飲み込んだという女、不眠症の画家の展覧会での出来事、詩集で結ばれた熱い恋心、「ラスク様」がいた教室の風景。水虎の一族との恋愛……微熱をはらんだその声に聴きいるうちに、からだごと異空間へ運ばれてしまう、色とりどりの17話。
(裏表紙より)

女性が話す、という体裁をとった短編集です。北村薫さんらしい(と僕が思う)物語があったり、怖い物語があったり。。。

なかなか楽しめました。《私と円紫師匠シリーズ》や《覆面作家シリーズ》のようなものがまた読みたいなぁ〜。というのは、読者のエゴですね。

気持ちが晴れやかになるような北村薫作品が楽しめるといいです。

北村 薫著

2009年13冊目

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2009.05.10

黒衣の女王

グイン・サーガ第126巻,読み終わりました。

今回は、波乱の幕開け、まだまだ序章という感じでしょうか?この終わり方で、次の巻がケイロニアの話になっていたら、ちょっと面白いかも。というか、こんなところで終わって,全く別の話?と裏切られたい願望があるのかもしれません。

さぁ、どうなるのでしょうか?といいつつも、次の巻がどんなタイトルなのか、はちょっと調べればわかりますが。でもタイトルからでは話が見えません。あっちか、それともあっちか、はたまた未来に対するものなのか、という感じですね。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2009年12冊目

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2009.05.04

Op.ローズダスト〈下〉

かつて防衛庁の非公開組織に所属していた丹原朋希と入江一功。二人の胸には常に、救えなかった一人の少女の言葉があった。同じ希望を共有しながら、宿命に分たれた二人。洗浄と化した東京・臨海副都心を舞台に、この国の未来を問う壮絶な祭儀が幕を開けた。前代未聞の思索スペクタクル、驚愕の完結編。
(裏表紙より)

この下巻は、6時間くらいの話です。それを読むのに2週間以上かけてしまいました。いろいろ忙しかったというのもあるのですが、たぶん、読みにくい文体なんじゃないかなぁ、と思ったりします。宮部みゆきの本だったら、1週間以内で読み終わったはずのような気がします。

本の中とはいえ、めちゃくちゃやっております。お台場が消滅するかと思ってしまいました。すごかったなぁ。最後の方、なんかガンダムを思い出させます。ここまで似せて、富野由悠季あたりに訴えられないのでしょうか?

福井 晴敏

2009年11冊目

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2009.04.18

Op.ローズダスト〈中〉

並河警部補は、捜査を進めるうちに丹原三曹とテロの実行犯、「ローズダスト」のリーダー入江一功との間にある深い因縁を知る。並河とのふれあいに戸惑いながらも、過去の贖罪のために入江との戦いに没入してゆく丹原。だが日本に変革を促そうとする新の敵は、二人の想像を絶するところで動き出していた。今、日本が戦場と化す!
(裏表紙より)

お台場が戦場になったり、過去に丹原とテロリストに何があったかとか、テロの黒幕とかがいろいろとわかります。たぶん、お台場になにがあって、どこにどんな建物があるかがわかっている人が読むとめちゃくちゃ面白いと思いました。

この福井晴敏という作家は、つくづく兵器の描写が好きなんだなぁ、と感じました。

福井 晴敏

2009年10冊目

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2009.03.28

Op.ローズダスト〈上〉

都心でネット財閥「アクトグループ」を標的とした連続爆弾テロ事件が発生した。公安の並河警部補は、防衛庁から出向した丹原三曹と調査に乗り出すが……。『亡国のイージス』『終戦のローレライ』など、読者を圧倒し続ける壮大な作品で知られる著者が、現代の東京を舞台に史上最大級のスケールで描く力作長編。  解説・北上次郎
(裏表紙より)

約400ページ。読み終わるのに約20日かかりました。今回はゆっくり目に読んでしまいました。その所為で、疾走感のある部分がとぎれとぎれになってしまい、充分に楽しめなかったかもしれません。

でも、面白い。相変わらずの福井テイストで、こういうのは好きです。

福井 晴敏

2009年9冊目

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2009.03.06

逃げ出した死体 −伊集院大介と少年探偵−

14歳の秋本元気が家に帰ってきた時、玄関に見ず知らずの死体が転がっていた。ところが5分後、警察を伴って家に戻ってみると死体は消えていた。翌朝になっても母親は帰ってこない。当惑し、一人母親の帰りを待つ元気は何者かに襲われる。伊集院に憧れる少年がたどり着いた結末とは……。シリーズ第16弾。
(裏表紙より)

栗本薫らしい話でした。たぶん、もっと若くて、高校生とか中学生とか、推理小説をそんなに読んでなければ、楽しめたかもしれません。読者の思考をあっちこっちに振り回します。これも、伊集院大介シリーズでなくても良かったかな?と思いました。

栗本薫著(神楽倶楽部)

2009年8冊目

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2009.02.25

ラスト・イニング

読み終わりました。
『バッテリー』の第6巻で、結末がわからなくなっていた新田東対横手二中の試合結果がわかります。まぁ、予想はできたような感じですが、書き方がとてもいいです。

主に瑞垣目線というところもまたよいです。

あさのあつこ著

2009年7冊目

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2009.02.20

ヤーンの選択

グイン・サーガ第125巻を読み終わりました。
とうとう、125巻までやってきました。4分の3は、前巻の続き。4分の1は、場面変わっての話。ヨナの話の続きがとても気になります。何巻かあとになるのでしょうか?心配です。

あと、最後の方。あんなことになってたんだね。どのくらい123巻あたりから時間が流れてるのかが、よくわかりませんが、中原に波乱がおきそうな雰囲気です。

栗本薫著


2009年6冊目

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2009.02.15

文庫版『百器徒然袋 ─ 風』

調査も捜査も推理もしない、天下無敵の薔薇十字探偵、榎木津礼二郎。過去の事件がきっかけで榎木津の“下僕”となった「僕」は、そのせいで別の事件にも巻き込まれてしまう。探偵を陥れようと、張り巡らされた罠。それに対し、榎木津の破天荒な振る舞いが炸烈する!「五徳猫」「雲外鏡」「面霊気」の三篇を収録。
(裏表紙より)

百器徒然袋 ― 雨』の続きとなる話が三篇収録されています。これらの話の主人公の役回りとなる「僕」の名前も、この本で明らかになります。たしか『』では、ずーっと「僕」で名前がわかってなかったと思います。

』に続き、ここでも、榎木津が大活躍です。ほんと、近くにいたらきっと近づけないだろうけど、見てる分には楽しいだろうなぁ。

京極夏彦さんの小説は、きれいです。なにが?というと、ページの切れ目とか、章の始まりとか。章の始まりを、この本のようにする小説はほかにも多分あると思う。でも、ページの切れ目をこの人のようにする人は稀だと思います。

京極 夏彦著(大極宮)

2009年5冊目

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2009.01.29

ジェネラル・ルージュの凱旋(下)

読み終わりました。
詳細は後ほど。

この物語は、『チーム・バチスタの栄光(上)』,『(下)』とは異なり、ミステリではありませんでした。医療現場で起きそうな、事件とか会議とかを描いています。

ミステリでなくても、面白かったです。白鳥・田口コンビとたぶん氷姫もでてきます。Aiも出てきますし、なかなか楽しめました。

海堂 尊

2009年4冊目

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2009.01.25

ジェネラル・ルージュの凱旋(上)

読み終わりました。

『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』でおなじみ海堂尊が贈る、大人気(田口・白鳥シリーズ)みたび登場!伝説の歌姫が東城大学医学部付属病院に緊急入院した頃、不定愁訴外来担当の田口公平の元には匿名の告発文書が届いていた。”将軍(ジェネラル)”の異名をとる、救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという。高階病院長から依頼を受けた田口は調査に乗り出す。
(裏表紙より)

裏表紙を見るとわかりますが、『ナイチンゲールの沈黙』の話と同時進行で進む話です。森博嗣作品で言うと、S&Mシリーズの『幻惑の死と使途』と『夏のレプリカ 』のような感じです(逆にわかりにくくなってるか?)。

でも、こちらは、『ナイチンゲール』がちょっとずつ挟まれているので、あっちで何があったときに、こっちではこんなことがあったのか、というのがよくわかります。でも、この話はどういうところに落ち着くのだろうか?

海堂 尊

2009年3冊目

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2009.01.16

第六の大罪 −伊集院大介の飽食

読み終わってから、約1週間が経ってしまいました。
伊集院大介シリーズの短中編集です。短編3本。中編1本。
でも、1本の短編は、伊集院大介シリーズでなくてもいい話で、なんでそんなのを入れたのか?と疑問に思うような話でした。

中編『地上最凶の御馳走』は、なかなか面白かったです。

「現代グルメ」は暴食という罪を犯し続けている。肥え太らせることで恋人を奪った親友に復讐を企む「グルメ恐怖症」の他、命を救ってくれた”幻のラーメン”の招待を追求する「芥子沢平吉の情熱」、ワニの姿造りを作ろうとした有名シェフの悲劇を描いた「地上最凶の御馳走」など、シュールなフルコースの全四編。
(裏表紙より)

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2009年2冊目

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2009.01.07

探偵になりたい

え〜と、願望ではなく文庫本のタイトルです。

まともに取りあう気はなかった。人殺しがしたいので手伝ってくれなどという依頼は聞いたことがない。わたしは断った。探偵とは名ばかりで、わたしは事故専門の調査員なのだ。が、その依頼人が翌朝死体となって見つかった。人間にはできることとできないことがある。わたしにはできないことかもしれないが、探偵のまねごとをやってみる気になりだした…… 何事にも控えめな探偵の危ない活躍を描く新シリーズ第一弾。
(裏表紙より)

すっごく面白かったです。主人公がヒーローになりきれないところ。身近にいそうなところ。発想が小市民的なところ。どれも好ましい印象です。

こういうライトで面白い翻訳物って初めて読んだかも知れません。今まで知らなかったことに少し後悔。このシリーズは読み進めようと思います。

Parnell Hall

2009年1冊目

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2008.12.25

ミロクの巡礼

今年も、50冊本を読んだなぁ〜。

この表紙は、たぶんカメロンだと思います。ですが、こんな場面はありません。たしかなかったはず。回想が絵になっているのでしょうか?それとも、カメロンらしいシーンということで、これなのでしょうか?よくわかりません。

他の人が船に乗るシーンはありますが、こんな風体とはそうぞうできません。

さて、本編は今までメインにならなかったひとが主役として活躍(?)します。でも、なんだかたよりないなぁ〜。

タイトルを見たときは、もう一人の方の話かと思いましたが、違いました。次の巻がどうなるのか。なんで、この人がこんなところにいるの?とか思っています。

栗本薫著(神楽坂倶楽部)

2008年50冊目

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2008.12.21

クドリャフカの順番

待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎていたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは、碁石、タロットカード、水鉄砲−−。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう! 目指すは文集の完売だ!! 盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに……。大人気〈古典部〉シリーズ第3弾!
(裏表紙より)

面白かった。でも、ここに出てくる謎ってかなり難しい。
僕には全く無理だった。

十文字事件、というのが起こるが、これが何を意味するのか、ということは何となくはわかったが、ただそれだけだった。このシリーズは、どんどん面白くなってくる。

氷菓』の衝撃は、超えられないが、読み応えのある作品でした。

米澤穂信著(汎夢殿)

2008年49冊目

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2008.12.11

スカイ・イクリプス ― Sky Eclipse

スカイ・クロラ』シリーズ(順番的には『ナ・バ・テア』が最初ですが)の短編集です。
いろいろな話のいろいろな断片が描かれています。
それぞれの短編で、誰が主役かがわかりにくくなっています。
でも、それでも面白いです。
空中戦がほとんどないのは残念ですが、また『スカイ・クロラ』シリーズを今度は順番通りに読んでみたいと思いました。

森 博嗣著(浮遊工作室)

2008年48冊目

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2008.12.07

日暮らし〈下〉

「ねぇ叔父上、ここはひとつ、白紙に戻してみてはいかがでしょう」。元鉄瓶長屋差配人の久兵衛からもたらされた築地の大店・湊屋が長い間抱えてきた「ある事情」。葵を殺した本当の下手人は誰なのか。過去の嘘や隠し事のめくらましの中で、弓之助の推理が冴える。進化する”宮部ワールド”衝撃の結末へ。
(裏表紙より)

ようやく、最後まで読み終わりました。面白かったです。しかし、弓之助です。偉いなぁ。利発、聡明、もう、褒め言葉しか出てこない。でも、おねしょはするのか。

弓之助の、すべての人が傷つかないように事件を解決する手腕に脱帽でした。

宮部 みゆき著(大極宮)

2008年47冊目

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2008.11.27

日暮らし〈中〉

佐吉が人を殺めた疑いを受け、自身番に身柄を囚われた。しかも殺した相手が実の母、あの葵だという。今頃になって、誰が佐吉に、十八年前の事件の真相を教えたりしたのだろう? 真実を探し江戸を走り回る平四郎。「叔父上、わたしは、本当のことがわからないままになってしまうことが案じられるのです」。
(裏表紙より)

中編は、なかなか素早く読めました。移動時間が多かったので、だいぶ読めました。やはり、『上巻 』の話がまとまってきました。

「もしかして」、とか思いますが、事件の真相はどうなるのでしょうか?

宮部 みゆき著(大極宮)

2008年46冊目

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2008.11.26

日暮らし〈上〉

浅草の似顔絵扇子絵師が殺された。しかも素人とは思えない鮮やかな手口で。「探索事は井筒様のお役目でしょう」−−。岡っ引きの政五郎の手下、おでこの悩み、植木職人佐吉夫婦の心、煮売屋のお徳の商売敵。本所深川のぼんくら同心・平四郎と超美形の甥っ子・弓之助が動き出す。著者渾身の時代ミステリー。
(裏表紙より)

ぼんくら〈上〉』,『ぼんくら〈下〉』と同様、短編連作の始まりを見せつつ一つに収束して行くような話だと思います。なかなか、この後が楽しみになる上巻でした。

現代物だと、無理がある話も時代小説だと許せるものというのをわかってるし、それをフル活用しています。相変わらずの面白さです。

宮部 みゆき著(大極宮)

2008年45冊目

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2008.11.24

探偵伯爵と僕 ― His name is Earl

子供が語る小説で、思い出すのは宮部みゆきの小説です。子供の視点がよかったり、子供らしい考え方をするので、宮部みゆきが書く子供が主人公の小説は大好きです。

そして、森博嗣が書く、子供が主人公の小説です。子供の日記風の記述になってます。最初は、探偵伯爵と僕の心温まる話と思っていました。ですが、、、

森博嗣の小説を読んだ感想は基本的にネタバレにしているので詳しくは書きません。でも、森博嗣らしいテイストになっています。これを読んで「やられた」とか「なんだ?これは?」なんて思うかもしれません。

森 博嗣著(浮遊工作室)

2008年44冊目

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2008.11.17

幻夜

阪神淡路大震災の混乱の中で、衝動的に殺人を犯してしまった男。それを目撃した女。二人は手を組み、東京へ出る。女を愛しているがゆえに、彼女の指示のまま、悪事に手を染めてゆく男。やがて成功を極めた女の、思いもかけない真の姿が浮かびあがってくる。彼女はいったい何者なのか?!名作『白夜行』の興奮がよみがえる傑作長編。
(裏表紙より)

面白かったです。『白夜行』が、なぜ、裏表紙に書かれているのか?それは読めばわかります。それか、このふたつの小説名を検索すればわかります。「そんなに言わなくてもいいよ」というくらいに。

この小説に出てくる新海美冬という女性は、魔性です。こんな女性には今まであったことがありません。まぁ、僕程度の人間には、見向きもしないでしょうけど、見入られてしまったら、地獄に堕ちるでしょう。

東野 圭吾著

2008年43冊目

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2008.11.09

スリー・パインズ村の不思議な事件

読み終わりました。
詳細は後ほど。
僕には読みにくい本でした。

家に鍵をかける習慣さえない、ケベック州の平和な小村スリー・パインズ。感謝祭の週末の朝、森の中で老婦人の死体が発見された。死因は矢を胸に受けたと見える傷。一見、ハンターの誤射による事故死に思えた。だが、凶器の矢がどこにも見当たらないことから、ガマシュ警部は顔見知りによる殺人事件として捜査を始めた……。「ポアロとモース警部へのケベックからの回答!」と絶賛される本格ミステリの新シリーズ第1弾。
(裏表紙より)

読みにくい、という思いが強くおもしろいのかどうかよくわかりませんでした。視点がコロコロ変わって、誰の気持ちかがよくわからないし、登場人物が誰だったかよくわからないし。

外国の小説を読んでてよくわからなくなるのは、地の文で人を指すときに名前と愛称で呼ぶ所にあると思う。名前もファミリィ・ネームだったりファースト・ネームだったり。だから、誰が誰だかわからなくなる。訳したときに人の名前を地の文で統一してくれたら読みやすくなるような気がする。

ルイーズ・ペニー

2008年42冊目

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2008.10.24

犬はどこだ

探してる訳ではありません。本のタイトルです。
読み終わりました。

氷菓 』や『愚者のエンドロール 』、そして『さよなら妖精 』などとは違い、大人の話になっております。しかも、よくあるパターンなのに面白い。

これは、シリーズ物になるのかな?だったら、別の話も読んでみたい。

開業にあたり調査事務所〈紺屋S&R〉が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬探しをするのだ。−−それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人探しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして……いったいこの事件の全体像とは? 犬探し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。
(裏表紙より)

米澤 穂信

2008年41冊目

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2008.10.21

風雲への序章

グイン・サーガ第123巻読み終わりました。
表紙はグインですが、僕としてはこのグインはかっこ良くないと思う。天野グインが好きだから、という理由。

栗本氏があとがきで言っていましたが、123巻にきて「序章」です。やっと、書きたかった物語の幕があがると、そういうことでしょうか?

まぁ、読見終わって、あとがき読んだら、そうなんだろうけども、と思いますけど。じゃあ、何巻まで続くんだ?作者は結末をかけるのか?と心配になりました。

イシュト変わったかな?って思ったら変わってませんでした。大きい失敗もなくきちゃったから、怖いもの知らずなんだろうなぁ〜。

栗本 薫著(神楽倶楽部)

2008年40冊目

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2008.10.19

文庫版『陰摩羅鬼の瑕』

「おお!そこに人殺しが居る!」探偵・榎木津礼二郎は、その場に歩み入るなりそう叫んだ−−。嫁いだ花嫁の命を次々と奪っていく、白樺湖畔に聳える洋館「鳥の城」。その主「伯爵」こと、由良昂允とはいかなる人物か? 一方、京極堂も、呪われた由良家のことを、元刑事・伊庭から耳にする。シリーズ第八弾。
(裏表紙より)

1200ページくらいありました。
しかも、事件が起こるのは、半分すぎた頃です。普通のほんなら2冊分くらい読んでます。

事件の真相は、たぶんそんなに難しくなく、犯人はすぐにわかっちゃいましたが、面白い。読ませます。だって、なぜ、犯行に及んだかが全くわからないんですもの。

でも、もうちょっと短くてもいいな。

京極 夏彦著(大極宮)

2008年39冊目

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2008.10.01

ナイチンゲールの沈黙(下)

手術前で精神的に不安定な子供たちのメンタルサポートを、不定愁訴外来担当の田口が行うことになった。時同じくして、小児科病棟の問題児・瑞人の父親が殺され、警察庁から出向中の加納警視正が病院内で捜査を開始する。緊急入院してきた伝説の歌姫と、厚生労働省の変人役人・白鳥圭輔も加わり、物語は事件解決に向け動き出す。読者を魅了する、海堂尊のメディカル・エンターテインメント。
(裏表紙より)

下巻から、白鳥氏が登場します。やっぱり一作目の方が僕は面白いと思いました。Aiも登場しますが、使い方は、まぁそんなものでしょう。

海堂 尊著

2008年38冊目

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2008.09.23

ナイチンゲールの沈黙(上)

第4回『このミス』大賞受賞作,300万部を突破した大ベストセラー『チーム・バチスタの栄光』の続編が登場。大人気、田口・白鳥コンビの活躍再び!今度の舞台は小児科病棟。病棟一の歌唱力を持つ監護師・浜田小夜の担当患者は、目の癌——網膜芽腫の子供たち。眼球摘出をせざるをえない彼らに心を痛めた小夜は、患者のメンタルケアを不定愁訴外来担当の田口に依頼し、小児愚痴外来が始まった。
(裏表紙より)

裏表紙が、少しだけ本編の内容と異なります。まぁ読めばわかりますし、裏表紙のようにいえないこともない、とは思いますが、裏表紙はいい加減です。
話は、まだまだ序盤で、やっと事件が起きたかな?というような所です。

話の中に「歌声」のことが書かれていますが、万人が認める歌声というのはあるのかな?と疑問に思いました。人それぞれ好きな「声」というのはあると思うので、この小説の登場人物のようにみんながみんな認めるような歌声を持つ人が存在するかどうかがよくわかりません。

海堂 尊著

2008年37冊目

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2008.09.19

99%の誘拐

末期ガンに冒された男が,病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして十二年後,かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され,前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第十回吉川英治文学新人賞受賞作!
(裏表紙より)

岡嶋 二人の作品は何度か読んだことがありますが,どれも面白いです。この作品も「誘拐」を扱っている割に,そんなに暗くはならず、読後の爽快感があります。
それは、誘拐犯人側の事情もあるのですけどね。

また、機会があったら岡嶋二人作品を読んでみたいです。

岡嶋 二人著

2008年36冊目

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2008.09.13

陰日向に咲く

以前、話題になっていた本だったので,文庫になった機会に読んでみました。

もう少し,読むのに時間がかかると思ったのですが,わりと簡単に読み終わりました。抜群に面白かったから、という理由ではなく、ページ数がすくないのと、文字が大きかったという理由によるものです。

コントの題材のような話があったり,浅田次郎を思わせる話があったりで大変楽しめました。

最近、この人のネタをTVでみませんが、僕はわりと好きでした。
また、小説の第2弾が出たら読みたいと思います(文庫になってからになりますが)。

ホームレスを夢見る会社員。売れないアイドルを一途に応援する青年。合コンで知り合った男に遊ばれる女子大生。老婆に詐欺を働く借金まみれのギャンブラー。場末の舞台に立つお笑いコンビ。彼らの日のあたらない人生に,時に一筋の光が差す——。不器用に生きる人々をユーモア溢れる筆致で描き,高い評価を獲得した感動の小説デヴュー作。
(裏表紙より)

劇団ひとり著

2008年35冊目

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2008.09.12

目薬αで殺菌します −Disinfectant α for the eyes

タイトルは森博嗣先生の小説の題名です。
読み終わりました。

このタイトルだけ見ても、どんな話かわかりません。読んでも目薬で殺菌するような場面は出てきませんし。

それにしても、どんなことになっていくのでしょうか?ヒントが物語中に出てきますが,大きすぎて見えないです(ぎりぎりネタバレになっていないと思うけど)。

森 博嗣著(浮遊工作室)

2008年34冊目

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2008.09.10

容疑者χの献身

読み終わりました。
タイトルの"X"は、ギリシア文字の"χ(カイ)"を使っています。フォントによっては、"X"を使っているのと何ら変わりありませんが、雰囲気です。

天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長編、直木賞受賞作。
(裏表紙より)

直木賞を取ったのを納得してしまいました。すさまじい献身。まねできません。ほんとに最後まで読んで唸ってしまいました。こんな真実があるのですね。

この作品は、思っていたとおり映画になりました。だから、予想より早く文庫化しています。映画に合わせての商法ですね。
でも、映画の配役に少し納得がいきません。石神に堤真一をキャスティングしてはイカンだろう。詳しく書くとネタバレになるので書きませんが、映画を見て「なんで?」ってなるような気がします。それとも、堤真一の演技力でなんとかするのか?

東野 圭吾著

2008年33冊目

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2008.09.07

女郎蜘蛛 ―伊集院大介と幻の友禅

また、編集画面が変わってる。おっ!顔文字がいれられる。

⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーーーン

とりあえず、ショコタンのマネ。

銀座で見かけた妖艶な和服美人の後を追って着物の展示会に迷い込んだ伊集院大介。彼女の依頼で「幻の友禅」を探すことになる。そんな折、熱心な着物コレクターが惨殺される。謎の美女、激しく対立する着物作家兄弟、連続する殺人……。事件の輪郭すらつかめない伊集院は惑い、悩む。大人気シリーズ代14弾!
(裏表紙より)

えーっと。もう14作目なんですね。半分くらいは面白くなかったけど。
これは、いいですねぇ。女郎蜘蛛に絡め取られたい…、なんて思ってみたりしました。ここに出てきたキャラクタで、もう何作か書くかと思ったのですが、そうではないようです。たぶん。

伊集院大介の今までなかった表情が書かれています。彼もそんな気分の時があるんですねぇ。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2008年32冊目

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2008.08.25

クビツリハイスクール ―戯言遣いの弟子

戯言シリーズ第3弾、読み終わりました。
表紙の絵がカワイイですね。

表紙と違って、内容は題名が『クビツリハイスクール』なだけに、カワイイ内容ではありません。軽く書いてあるので、描かれている事件はとんでもなく猟奇的ですが、それほど深刻には受け取られないようになっています。

西尾維新作品を3冊読みましたが、やはり僕には向いていないかもしれません。次回作は読まないかもしれません。

西尾 維新著

2008年31冊目

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2008.08.22

豹頭王の苦悩

グイン・サーガ第122巻を読み終わりました。
表紙はたぶんシルヴィアかな?こんなシーンは小説中には全く現れませんが、シルヴィアの状態を表しているものと思われます。

題名から察せられるかもしれませんが、内容も暗いものとなっています。こういう話は読んでいて気持ちのいいものではありません。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2008年30冊目

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2008.08.15

ICO −霧の城−

邪悪な力を持つ霧の城は角の生えた子を生贄(ニエ)として求めていた。イコはしきたりに従い、霧の城へ。そこで檻に囚われた少女を発見したイコは、彼女を助け出すがその手を握ると何故か彼の頭の中に様々な幻像が……。不思議な力を持つ少女・ヨルダは何者なのか? そして囚われた理由とは? 運命に抗い、謎が渦巻く城からヨルダとともに脱出するため、イコは城主と対決する!
(裏表紙より)

この小説は、『ICO』というプレステのゲームソフトをノベライズ化したものだそうです。ゲームを全くしない僕にとっては、ゲームソフトは全く興味がありません。著者が宮部みゆきということだけで読みました。

話としては、ゲームらしいな、という感じです。霧の城の見取り図とかあったらもっと話がよくわかったかと思います。城の中をあっち行ったりこっち行ったりしてもどこに行っているのか全くわかりませんでした(それをねらったのかもしれないのですけど)。

宮部みゆきらしい作品に整っています。ラストに希望が持てます。

宮部 みゆき著(大極宮)

2008年29冊目

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2008.07.28

ZOKUDAM

読み終わりました。モビルスーツを2つくっつけたようなタイトルです。

読み始めてすぐに、「あれ?こんなだっけ?」と思いました。『ZOKU』と比べると少々設定が変わっているようです。ということは。。。

いろいろと、このシリーズについて考えることが出てきました。

このZOKUシリーズは、あと1作出るようなことを森先生がどこかで言っていた(書いていた)ように思いますが、さてさて、次回はどうなるのでしょうか?(ほかのシリーズと勘違いしてないよなぁ)

森 博嗣著(浮遊工作室)

2008年28冊目

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2008.07.22

クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識

表紙を見てすぐに、読むのをやめようかと思いました。書店で買ってたら、変な奴かオタクと思われたかもしれない。ネットで購入してよかった。

この小説は、ライトノベルズ(文庫だからライト文庫だろうか?)にカテゴライズされているように思っていたが、まったく、ライトではない。文章がライトなのかもしれないが内容はヘヴィだ。

この《戯言シリーズ》の主人公、いーちゃんは、読んだ人にはあまり好かれてないような気がする。まぁ、好きな部分はあるけれども。零崎人識は人間失格のようだがいーちゃんよりは好感が持てる。僕がキャラクタ的に好きなのは、赤い人だ。

西尾 維新著

2008年27冊目

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2008.07.15

孤宿の人(下)

井上家を出て、引手見習いの宇佐の世話になっていたほうは、舷州の斡旋によって加賀殿が幽閉されている涸滝屋敷に下女として住み込む。二十日あまり過ぎたある夜、涸滝屋敷に曲者が侵入、逃げ込んだ部屋で、ほうは加賀殿とはじめて顔を合わせる。そして、ほうは加賀殿の部屋へ手習いに通うようになる。丸海藩の内紛が起こるなか、“悪霊”と恐れられた男と無垢な少女との魂のふれあいが……。
(裏表紙より)

読み終わりました。よかったです。宮部みゆきにしては、少々くらい話かな、と思いました。
藩の内政に翻弄されるほうがかわいそうでしょうがないです。でも、ほうはすごくいいです。もし、近くにほうのような子がいたら、舷州先生や加賀殿のように扱えないかもしれないなぁ。僕ももっと人間的に大きくなる必要があります。

宇佐もね、あともう少しだったんですけどね。残念でなりません。

宮部みゆき著(大極宮)

2008年26冊目

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2008.07.08

孤宿の人(上)

江戸から金比羅代参で讃岐国を訪れた九歳の少女ほうは、丸海の港で置き去りにされ、たった一人見知らぬ土地に取り残される。幸い、丸海藩の藩医・井上舷州宅に奉公人として住み込むことになった。そして半年——、この丸海の地に幕府の罪人・加賀殿が流されてくることに。海うさぎが飛ぶ夏の嵐の日、加賀殿の所業をなぞるかのように不可解な毒死や怪異が井上家と丸海藩を襲う……。
(裏表紙より)

歯切れの悪い、もやもやとした話です。
ほうの生い立ちや置かれた状況がかわいそうでしょうがありません。丸海藩に来た頃は、やっと幸せに暮らせるかな、と思ったのですが、時流に翻弄されます。下巻は好転するといいんだけど。

宮部みゆき著(大極宮)

2008年25冊目

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2008.07.01

サイロンの光と影

グイン・サーガ121巻読み終わりました。

表紙が誰か分かりません。サイロンなので、ランゴバルド候でしょうか?でも、雪が降っているとは思っていませんでした。読んでいるだけでは、季節はよく分かりませんが、冬だとは思いませんでした。タイスにいた頃は暑かったような気がするので、冬でもいいのかな?

さて、久しぶりに舞台がケイロニアになりました。まさに、光と影の状況でした。最後は、あんな終わり方するし。。。ケイロニアの影の部分は最悪の方向へ行きそうです。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2008年24冊目

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2008.06.26

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (携帯版)(下)

読み終わりました。O.W.L(普通魔法レベル試験 - Ordinary Wizarding Levelの略)があるのですが、上巻を読んでいるころはかなり難しい印象があったのですが、試験を受けている場面ではそれほどで難しくも無いような印象を受けました。試験までの間にハリーたちが一生懸命勉強したからなのでしょうか?それとも、あくまで『普通』レベルなのでそれほど難しくないのでしょうか?

さて、下巻はスピーディな展開になっています。O.W.Lが終わった後は急転直下です。1つの謎が解明されました。第6巻,第7巻とどのような展開になるか楽しみです。

でも、またホグワーツに戻って勉強をしたり、クィディッチをしたりする合間に冒険をするのか。ますます、勉強が手につかない展開になりそうです。

J.K.ローリング

2008年23冊目

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2008.06.18

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (携帯版)(上)

上巻をやっと読み終わりました。あまり興味がないから普段より増して、読むのが遅いのかもしれません。

さて、今まで読んだハリー・ポッターシリーズとこれを比べると、大体どのような構成になっているのかが分かります。
つまり、

  • 1年間に起こった話を1冊(今回のように上下巻ある場合は、上下巻合わせて1年)にまとめている。
  • なので、すべての本において、新学期が始まる前の夏休みから始まっている。

ということです。
まだ、前半ということで大きい事件は起こっていませんが、「どうなるの?」と結構ハラハラドキドキさせられています。
魔法省の腐敗、魔法省から送られてきた先生による謀略、未だに掴めない『例のあの人』の動きなどなど気になることが満載です。

J.K.ローリング

2008年22冊目

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2008.06.01

クビキリサイクル ―青色サヴァンと戯言遣い

初の西尾維新作品。
「青色サヴァン」の意味は分かりましたが、「戯言遣い」の意味が分かりませんでした。この後の作品で判明するのでしょうか?まぁ、それはおいおい。

ライトノベルズと言われていたので、"軽い"のかと思っていたら、それほどでもなかったです。何をもって"ライト"なのかがよく分かりません。表紙に可愛い女の子の絵が描いてあって、主人公が若ければ、"ライト"なのでしょうか?読んでいて面白ければ、どうでもいいことですね。

この話は、新しさを感じました。そこが良かったと思います。次のも読んでみようかと思いました。

西尾 維新著

2008年21冊目

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2008.05.20

どきどきフェノメノン A phenomenon among students

読み終わりました。今度から、森作品はなるべく文庫版にしようと思って文庫版が出るのを待って購入したものです。しかし、GシリーズやXシリーズのほか、すでにノベルズで集めている水柿君シリーズやZOKUシリーズはノベルズを買うことになると思います。

さて、この本は、裏表紙によると「ラブコメディ」らしいのですが、「コメディ」の要素は感じられませんでした。ただ、笑ってしまったトコロはありましたが、それが「ラブ」に関する部分ではなかったです。
もしかして「ラブコメディ」というのは、「ラブ」の要素と「コメディ」の要素が入っていればいい、というものなのでしょうか?だったら、これは「ラブコメディ」なのかな?う〜ん、疑問です。

とりあえず、「ラブコメディ」ではないと思う。

この小説は、1つの視点から書かれていて、普段生活していれば、視点はひとつなので不思議に思わないが、物語にしてみると、少し違和感を感じる。

森 博嗣著(浮遊工作室)

2008年20冊目

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2008.05.13

文庫版『今昔続百鬼—雲 〜多々良先生行状記〜』

「あなた——妖怪お好きですか」。その男は真顔で尋ねる。これぞ多々良勝五郎大先生。人の迷惑顧みず、妖怪求めて六十余州を西東。河童に噛み殺された男、物忌みの村を徘徊する怪人、絶対負けない賭博師、即身仏の神隠し……。センセイの行くところ、およそ信じがたい出来事ばかり待つ。して、その顛末は?
(裏表紙より)

中編4つが入った今回のシリーズは、多々良先生をフィーチャしています。

もし、このような人が近くにいて、付き合うことになったら、僕はすぐダメになるだろうなぁ。読んでいて、多々良先生と旅に出ることを想像したら、1回で懲ります。その後、近づくこともしないと思います。

この本は、殺人とか起こっていますが、それが軽く描かれていて、あまり暗い話にはなってません。語り口が他の《京極堂シリーズ》と違っていて、なかなか読みやすいものでした。
これが、多々良先生じゃなかったらもっと楽しめたかもしれません。

京極 夏彦著(大極宮)

2008年19冊目

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2008.04.29

時雨みち

にがい思い出だった。若かったとはいえ、よくあんな残酷な仕打ちが出来たものだ。出入りする機屋の婿養子に望まれて、新右衛門は一度は断ったものの、身籠もっていたおひさを捨てた。あれから二十余年、彼女はいま、苦界に身を沈めているという……。表題作「時雨みち」をはじめ、「滴る汗」「幼い声」「亭主の仲間」等、人生のやるせなさ、男女の心の陰翳を、端正な文体で綴った時代小説集。
(裏表紙より)

どれを読んでも楽しめる、藤沢周平作品です。今回の短編集も初期の作品ということで、読後のすっきり感はそれほどでもないですが、やはり面白い。

「夜の道」とか「おさんが呼ぶ」はよかったです。あと、「山桜」が映画になるようです。

藤沢 周平著

2008年18冊目

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2008.04.21

旅立つマリニア

グイン・サーガ第120巻、読み終わりました。
そんなことよりも、とりあえず、著者の栗本薫さんの手術が無事終わったことにホッとしています。

タイトルを見たときは、「いきなり、ケイロニア編か?」とも思いました。そう思いながら、表紙を見たので、頭の中がクエスチョンマークだらけになってしまいました。ケイロニアの話かと思いながら見たら表紙に描かれている人物が誰だか全くわかりません。だって、こんな人たちケイロニアには居ないのですから。

で、読んで納得しました。「あ~、彼らか」と。やっぱり、まだ、話はパロだったのですね。

そして、第4章から、新しい局面へ入っていきそうな気配がします。110巻ぐらいからチョロチョロ出てた話はこれにつながってるのかぁ。へぇ~。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2008年17冊目

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2008.04.12

陽気な幽霊 伊集院大介の観光案内

「詳細は後ほど」と書いてから、5日が経ちました。
そろそろホントに詳細を書きます。といって、期待している人がいるとは思えませんが。。。

新聞記者の伊庭緑郎に騙されるような形で「名探偵とゆく 京都ミステリーツアー」にかり出された伊集院大介。そのツアー中に、伊庭が失踪し、やがて幽霊騒動が発生。旅行会社のシナリオとは思えないリアルな事件の続発に、参加者たちはうろたえ始める。「本物」の探偵の推理が旅行客を救う、シリーズ第13弾!
(裏表紙より)

ということで、今回、伊集院大介シリーズ本来の面白さが堪能できました。最近の者は、伊集院大介以外の人が主役で、そこに伊集院大介がチョット出て、なんだか事件が終わってる。というような感じでしたが、今回は伊集院大介、出っぱなしです。
最終章は、良かったです。ほんとに「お、いいねぇ」なんて思ってニヤリとしたりしました。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2008年16冊目

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2008.04.05

嗤う伊右衛門

幽界との境界が、破れている。内部の薄明かりが昏黒に洩れている。ならばそこから夜が染みて来る……。生まれてこのかた笑ったこともない生真面目な浪人、伊右衛門。疱瘡を病み顔崩れても凛として正しさを失わない女、岩——「四谷怪談」は今、極限の愛の物語へと消化する! 第25回泉鏡花文学賞受賞作。
(裏表紙より)

京極作品には珍しく、400頁以下の小説でした。
「愛の物語」と、裏表紙にあったので、もっと分かりやすい愛の物語かと思っていましたが、この話は凄いなぁ。僕にはマネのできない愛の形でした。

この話は、「四谷怪談」と、あとあまり有名じゃない『四谷雑談集』という本をベースに書かれているようです。第1章から、妖しいというかおどろおどろしいというか、そう言った雰囲気がどんどん溢れてくるような物語でした。

京極 夏彦著

2008年15冊目

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2008.03.28

犯人に告ぐ (下)

犯人=〔バッドマン〕を名乗る手紙が、捜査本部に届き始めた。巻島史彦は捜査責任者としてニュース番組に定期的に出演し、犯人に「もっと話を聞かせて欲しい」と呼びかけ続ける。その殺人犯よりの姿勢に、世間及び警察内部からも非難の声が上がり、いつしか巻島史彦は孤独な戦いを強いられていた——。犯人に“勝利宣言”するクライマックスは圧巻。「普段ミステリーや警察小説を読まない人をも虜にする」と絶賛された、世紀の快作。
(裏表紙より)

読み終わりました。なかなか面白かったです。この程度で、絶賛されるのかと思いました。そうなると、宮部みゆきの本はどうなるのでしょう?絶賛の格が違いすぎます。宮部みゆきを知っているからそれほど楽しめなかったのかな?とも思ってしまいました。

ある重要な登場人物がでてくるのですが、その方の描き方がいまいち物足りないような気がしました。とってつけたような出演のさせ方がイヤだな。というのと、なんかやるのかな?と勘ぐってしまいます。

雫井 脩介著

2008年14冊目

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2008.03.22

犯人に告ぐ (上)

映画がもうすぐ公開になるかと思って読んでいたのですが、 もう公開してしまっているようで、もうすぐDVDも出ようとしてたのですね。
う〜ん、何時の間に。

さて、小説ですが、なかなか突飛な話です。まだ、前半なので、面白くなるのはこれからかな。という感じです。
結局、1章の犯人は捕まらないままなのでしょうか?そこが気になるところです。

闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった——史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。
(裏表紙より)

雫井 脩介著

2008年13冊目

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2008.03.16

暁のひかり

壺振りの市蔵は、門馬の帰り、大川端で竹を杖に歩く稽古をする足の悪い少女と出会う。ひたむきな姿に、ふとかたぎの暮らしをとりもどしたいと思う市蔵だが、所詮、叶わぬ願いだった——。江戸の市井を舞台に、小さな願いに夢を見ながら、現実に破れていく男女の哀切な姿を描く初期の傑作短篇6篇を収録。 解説・あさのあつこ
(裏表紙より)

藤沢周平を読んだ後は、何とも言えないすがすがしい気分になれる。
と、今までは思っていましたが、この本は今まで読んだ物と少し違っていました。

あと、ほんの少しで幸せになれたのに、ほんの少しのボタンのかけ違いなんだけどなぁ。と思ってしまいます。
でも、それは現実でもよくあることで、もし、もう少し早かったら、とか、あのときこうしていれば、というようなもの。これが人生なのかなぁ、と思って仕舞いました。

藤沢周平の初期の作品は暗い物が多いと聞いたことがありましたが、今回読んだ物は暗い物がほとんどでした。でも、「しぶとい連中」は、最後、これから明るいことが起こりそうな余韻がありました。

藤沢 周平著

2008年12冊目

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2008.03.09

ツチヤの口車

雨足が強まってきた。線路沿いの薄暗い夜道を歩いていた私は、傘をさそうと立ち止まった。すると、猛スピードで走ってきた車が、悲鳴のように甲高いブレーキ音を立てて急停止した。真っ赤な車から現れたのはあの貧相な男。今夜も、身の毛もよだつ理屈の数々で、私を口車に乗せそうとする。…完敗ね。また笑ってしまったわ。解説・藤巻健史
(裏表紙より)

裏表紙は、全く本の内容とは関係ない。文春文庫から出ているこのシリーズはもう10冊目です。よくもまぁ、続くものです。でも、面白いです。似たようなネタもあったような…。

この本に出てくるH教授に会ってみたくなりました。

土屋 賢二著

2008年11冊目

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2008.03.04

森博嗣の道具箱 The Spirits of Tools

この本は、『森博嗣の TOOL BOX』が文庫化に伴い、横書きが縦書きになったので、題名を"TOOL BOX"から"道具箱に変更したものです。表紙は文庫版の方が僕は好きです。

しかも、新刊にしては珍しく帯がない。普段、本を読むときは、紙のカヴァと帯をはずして、ブックカヴァに入れて読んでいます。紙のカヴァをはずすのは、それが痛むのがイヤだからです。しかも、帯はすぐ痛みます。本棚に本を入れようとして帯を切ったりしたことも何度もあります。そう言う心配をしなくていいので、やっぱり帯はない方がいいかな。ついていると、そのままにしたくなるし。

この本は、「日経パソコン」に2年間掲載されたエッセイをまとめたものです。人が使う道具だけでなく、おもちゃも出てきます。これを読んで、「あぁ、そういえば子供の時にプラモデルいっぱいつくったなぁ。セメダインでくっつかなくてセロテープで停めたときもあったっけ」とか「よく壊れたラジオとか捨てられているテレビの真空管を抜いたりしたなぁ。分解してスイッチやラジオのチューニング部分がどうやって動くか見てたなぁ」とか思い出しました。
最近は、こんな遊びはまったくしません。懐かしくなって、ちょっと工作なんぞしてみたくなりました。

森 博嗣著(浮遊工作室)

2008年10冊目
 

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2008.03.01

文庫版『百器徒然袋 ― 雨』

読み終わりました。
今回も700頁超と分厚い文庫本だったので時間が長くかかりました。でも、700頁ぐらいだったら「そんなに厚くないなぁ〜」なんて感じてしまう今日この頃です。

「推理はしないんです。彼は」。知人・大河内の奇妙な言葉にひかれて神保町の薔薇十字探偵社を訪れた「僕」。気がつけば依頼人の自分まで関口、益田、今川、伊佐間同様”名探偵”榎木津礼二郎の”下僕”となっていた……。京極堂をも巻き込んで展開するハチャメチャな妖快三篇「鳴釜」「瓶長」「山颪」を収録。
(裏表紙より)

最近の僕が気に入っているキャラクタ榎木津が大活躍する短篇3本(というか一編が250頁超なので、普通の小説3本分)です。『姑獲鳥の夏』を読んだころは、榎木津よりも木場修のほうが好きだったのですが、『鉄鼠の檻』を読んだころには、榎木津が一番好きなキャラクタになってました。もちろん、敦ちゃんは別格ですきですけど。

人の記憶を視るなんて、格好良すぎます。しかも訳が分からない。
映画『魍魎の匣』では、ハチャメチャなところがなかったのでチョット残念でしたが、これは、次の映画くらいには、もっと強烈なキャラクタになるのかな?少し期待してます。

榎木津が近くにいたら、僕も下僕になっちゃうかな?

榎木津と「あ、安部礼司」の刈谷勇がかぶってるように感じるのは僕だけでしょうか。

京極 夏彦著(大極宮)

2008年9冊目

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2008.02.18

ランドックの刻印

百器徒然袋―雨』を読んでいたのですが、こっちを先に読みたいと思って、途中きりの良いところで切って、こっちを読みました。『百器徒然袋―雨』は、話が3つ入っていて、1つ目を読み終わったところだったので、こっちに移動しました。

さて、グイン・サーガを読んでいる人にはおなじみの『ランドック』ですが、まさかこれがタイトルに使われるとは思っていませんでした。タイトルを見ただけで、興奮してしまいました。「いったい、グインはどうなってしまうのか?」と思いました。結果は、言いませんが。う〜ん、どうなったのでしょう?詳しくは次巻なのでしょうか?また、4月まで待たないといけません。

グイン・サーガも気になりますが、栗本薫さんも気になります。大丈夫なのでしょうか?心配です。身体もグインの今後も。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2008年8冊目

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2008.02.09

空中ブランコ

伊良部総合病院地下の神経科には、飛べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が……。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒される名医か!? 直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾!td>
(裏表紙より)

帯に「直木賞受賞」とあったので、奥田英朗が別の作品で直木賞を取ったのかと思ったら、この本での受賞だったのですね。「直木賞受賞作品」と書いてあれば、このような間違いはしないと思う。

さて、内容ですが、今回も治療らしい治療もしないで、病が治っていくようでした。計算なのかどうなのか。分からないところが良いですね。
でも、もしかすると、きっかけをチョット作ってあげるだけで、人は病を自力で直すことができるのかもしれませんね。

奥田 英朗著

2008年7冊目

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2008.02.05

文庫版『百鬼夜行—陰』

いつの間にか、絵文字対応になってたのですね。ココログcat
試しに使ってみましたが、次に何時使うか。。。sad

そんなことよりも、『百鬼夜行』です。これは、京極堂シリーズに出てきた、というか脇役といえばいいのか、そんな人達の話を集めた短編集です(関口氏の話もありますが)。裏表紙には、「京極堂サイドストーリーズ」とあるように、今までのシリーズに厚みを持たせるためのお話です。といっても、どの話に出てきたか、覚えている人もいれば、忘れてる人も、この人はほんとにでてきたっけ?というような人の話も載っています。

たぶん、京極堂シリーズを読んでいた方が楽しめると思いますが、未読でも楽しめるんじゃないのかな?と思う話もありました。

僕が引き込まれてしまったのは、「毛倡妓」(けじょうろう)でした。

「妖怪」はいずこより来るのか……。人の心の闇にあらねども、揺るぎないはずの世界が乱れたとき、その裂け目から恠しきものが湧き出し、取り憑く。他人の視線を畏れる者、煙に常軌を逸した執着をもつ火消し、「海」を忌む小説家……。日常に潜む恐怖を描く十の短篇から成る「京極堂サイドストーリーズ」。
(裏表紙より)

京極 夏彦著(大極宮)

2008年6冊目

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2008.01.26

チーム・バチスタの栄光(下)

東城大学医学部付属病院で発生した連続術中死の原因を探るため、スタッフに聞き取り調査を行っていた万年講師の田口。行き詰まりかけた調査は、高階病院長の差配でやってきた厚生労働省の変人役人・白鳥により、思わぬ展開を見せる。とんでもない行動で現場をかき回す白鳥だったが、人々の見えなかった一面が次第に明らかになり始め……。医療小説の新たな可能性を切り開いた傑作。
(裏表紙より)

なかなか、面白かったです。でも、このくらいで『このミス』大賞なんですね。
う〜ん、やっぱり僕が天の邪鬼なんでしょうね。でも、つまらなくはないです。
新鮮な部分もあるので、そこは好ましいです。

これは、映画にもなることを予告編を観て知っていて読み始めたのですが、本の紹介で田口&白鳥とあって、田口は男性だから阿部寛。白鳥はきっと女性なのだろうな。と思っていたら……。なぜ、むりやり出演者の性別を変えてしまうのか?そこが謎です。

海堂 尊

2008年5冊目

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2008.01.23

チーム・バチスタの栄光(上)

東城大学医学部付属病院の"チーム・バチスタ"は心臓移植の代替手術であるバチスタ手術専門の天才外科チーム。ところが原因不明の連続術中死が発生。高階病院長は万年講師で不定愁訴外来の田口医師に内部調査を依頼する。医療過誤死か殺人か。田口の聞き取り調査が始まった。第4回『このミス』大賞受賞、一気にベストセラー入りした話題のメディカル・エンターテインメントが待望の文庫化。
(裏表紙より)

「待望の」とありますが、『このミス』大賞受賞でベストセラになったときに買った人がたくさんいたのなら、誰が待ち望んでいたのだろうか?僕のようなハードカヴァを買わない人だろうか。でも、『このミス』の力ってスゴイのですね。不正で大賞受賞してもベストセラになるのかな?宝島社が『このミス』を出版してるから、ただ単に賑やかしで書いてるだけかもしれませんが。

さて、上巻ですが、もしかしたら、もう謎解きのヒントが出てるのかもしれませんが、どのような原因によるものなのかが、全く分かりません。
出てくる人物は、もう少し変わった人達かと思っていましたが、普通でした。

海堂 尊

2008年4冊目

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2008.01.18

タカイ×タカイ

面白いからでしょうか。比較的早めに読み終わりました。
僕としては、出てくる殺人のトリックとかはもうどうでも良くなっています。この中で交わされるセリフとか出演者の所作に、「あ、いいな」と感じる部分が多かったです。

今回も、本の内容には触れませんが、次に読む森作品が楽しみです。

森博嗣著(浮遊工作室)

2008年3冊目

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2008.01.13

最後の陪審員(下)

「おれを有罪にしてみやがれ。いいか、おまえたちをひとり残らず仕留めてやるからな」不気味な言葉を残して男は法廷を去った。犯人は「逮捕されたためしがない」有力一族の一員。ウィリーはいつしか一族全体から敵視されていた……。そして小都市クラントンは再び震撼する。鍵を握るのは陪審員たちの連続殺害事件。残るはひとり──。圧倒的な筆力が生む骨太のサスペンス、絶妙の終幕。
(裏表紙より)

久しぶりの法廷物かと思いきや、少し違いました。
簡単に言えば、ウィリーという青年の10年間の成長の物語、です。

上巻で、予想した通りのところもありました。

今までの、ジョン・グリシャム作品とは異なっていましたが、なかなかよかったです。

でも、法廷物もまた読みたいなぁ~。

John Grisham

2008年2冊目

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2008.01.06

最後の陪審員(上)

昨年から読んでいたのですが、読み終わったのが今年なので、今年読んだ1冊目とカウントします。

うら若き未亡人が殺された。それも幼児二人の前で、無惨にもレイプされ——。ときは'70年代、大学を出たばかりのウィリーは思わぬなりゆきから南部フォード群の地方小新聞を買収したばかりだった。がむしゃらに新聞を軌道にのせようとしていた彼が出会ったその大事件は、彼の人生そのものを変えることになる……。
リーガル・スリラーの巨匠が、満を持して描くアメリカの過去と深き闇。
(裏表紙より)

この本を読む前に、裏表紙を読んだのですが、「なぜ、大学出たての奴に新聞社が買えるんだ?」と思いました。この謎は、ぜひこれを読んで解決してください。

裏表紙の内容と、最後の陪審員という題名が結びつかずに読んでいたのですが、途中で、なんとなくわかり始めてきました。まさか、ほんとに、僕の思ったとおりなのだろうか…。

ジョン・グリシャム著

2008年1冊目

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2007.12.23

聖者の行進 −伊集院大介のクリスマス−

またまた、栗本薫です。でも、最近の伊集院大介シリーズは面白くなくて、読むのをやめようかと思っているくらい。この本もAmazon.co.jpで送料払いたくないがために「ついでに」購入したものでした。

この本は、最近のシリーズどおり、伊集院大介があまり推理しません。犯人の動機は最近のものの中ではマシな方でした。読んでて楽しくなかったです。

藤島樹が20年ぶりに再会した「巨大なドラッグクイーン」ジョーママは、客を狙った恐喝事件に悩んでいた。樹がつとめていたころは一世を風靡したゲイクラブだったが、今は経営難に陥っている。ゆすりの裏に重大な秘密があると直感した伊集院大介は、クリスマスの六本木に向かう。名探偵シリーズ第12弾!!
(裏表紙より)

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2007年40冊目

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少し変わった子あります

この本は、文庫が出るまで待とうと思っていたのですが、MORI LOG ACADEMY(森先生のブログ)で、文春のノベルズが稀少だというので、購入した次第。

最近の森先生の文庫本はデザインが良いので、そっちを狙っていたのですが、まぁいいです。読むのが送れるかどうかぐらいの差なので。

さて、読んでみての感想は、ほかの作家の僕が読んだことのある本に設定が似ているな、でした。別に盗作してるわけではないし、この辺を狙ったのかな?という感じで楽しめました。
これ以外にも、ニヤリとさせられるようなトコロもありました。この辺だけが、森先生らしいな、とは感じましたが、全体としてはソフトな感じでした。

分からない人には全く分からない記事になってしまいました。

森 博嗣著(浮遊工作室)

2007年39冊目

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クリスタルの再会

グイン・サーガ118巻です。もうあの人がいないのでこのシリーズに「クリスタル」は使われないかと思っていました。

この巻を読んで二回泣きました。
ブラン、良い奴だったなぁ〜。
龍の歯部隊、良かったねぇ〜。
タイトルがネタバレなので、このくらいは良いかな、という程度のネタバレです。

さて、次巻はどうなるのでしょうか。ひさびさにガラッと舞台が変わるような気もします。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2007年38冊目

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文庫版『塗仏の宴 宴の始末』

「愉しかったでしょう。こんなに長い間、楽しませてあげたんですからねぇ」。その男はそう言った。蓮台寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で逮捕された関口巽と、伊豆韮山の山深く分け入らんとする宗教集団。接点は果たしてあるのか? ようやく乗り出した京極堂が、怒りと悲しみを持って開示する「宴(ゲーム)」の驚愕の真相。
(裏表紙より)

いや〜、すごいなぁ。やっと宴を読み終わりました。前編と合わせて約二千頁です。
まさか、そんな終わり方とは…。スケールがでかいし、登場人物とか団体が多いので最後まで覚えきれなかったような気がします。

しかし、この「宴」にあるようなことは本当に実現可能なのでしょうか?実現可能であればとても怖い。自分が「宴」の中にいないことを祈ります。

京極 夏彦著(大極宮)

2007年37冊目

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2007.12.03

新 公認会計士試験 非常識合格法

公認会計士試験制度が少し変わったための、全面改定だそうです。
公認会計士試験の裏の話とか、受験指導校の裏の話とか、効率よく勉強するための話とかが詰まっています。

公認会計士は、JSOXが始まるので、需要が増えるようですが、現状はどうなのでしょうね?

興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか。

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椿山課長の七日間

「七日」は「なぬか」と読むのが正しいらしい。あと、「十個」は「じっこ」、だから「十手」は「じって」が正しい。

関係ない話から始めましたが、この物語は、ものすごく都合が良い設定になってます。これほど世間が狭いワケは無いのですが、まぁいいです。許せます。

思いがけず死んでしまった3人、椿山,武田,雄ちゃん。彼らがやり残したことをやり遂げるために"現世"に戻ってくる。さてさて、結末は…。

いや〜、久しぶりに泣いたなぁ〜。人前で読んでなくて良かった。もう、読んでて涙で字が読めないし、呼吸困難になるかと思いました。ホンットに良かった。

働き盛りの46歳で突然死した椿山和昭は、家族に別れを告げるために、美女の肉体を借りて七日間だけ"現世"に舞い戻った! 親子の絆、捧げ尽くす無償の愛、人と人の縁など、「死後の世界」を涙と笑いで描いて、朝日新聞夕刊連載中から大反響を呼んだ感動巨編、待望の文庫化!《解説・北上次郎》
(裏表紙より)

浅田 次郎著

2007年36冊目

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2007.11.20

暁の脱出

グイン・サーガ第117巻です。10月から12月まで月刊グイン・サーガのようですので、来月も読めます(にこにこ)。

とうとう、ネタバレのタイトルからも分かるとおり、脱出しました。いや〜長かったなぁ。
この巻は出だしからはらはらドキドキでした。こういう出だしはあまり無かったような気がする。戦の途中でも、静かに入って徐々に盛り上げるような書き方をしていたように記憶している。こういう書き出しも好きですけどね。

あと、思わぬ人も登場してますね。前巻だったか前々巻だったかで張ってあった伏線がコレだったか、と膝を打ちました(心の中で)。

栗本薫著(神楽坂倶楽部)

2007年35冊目

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2007.11.14

予知夢

今、月9で放送されているドラマ『ガリレオ』の原作ですが、読み終わりました。

探偵ガリレオ』に収録されている「離脱る」から、オカルトめいた話が続きます。「絞殺る」以外は、予知夢とか心霊とかポルターガイストとかが係わってきます。このような現象を科学で解き明かす、というのが面白いと感じる人には良いかもしれませんが、僕には面白いとは感じられませんでした。

天才物理学者がそんなに天才とは思えないところも楽しめない原因の一つだと思います。

これが原作のドラマを少しだけ見たのですが、湯川がドラム缶に計算してるシーンがあって、「えっ!!なんで計算してるの?」と思ってしまいました。この演出の仕方が馬鹿みたい、と思いました。

深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入し、気がついた母親が猟銃を発砲した。取り押さえられた男は、17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張。その章子は、男が小学四年生の時に書いた作文。果たして偶然か、妄想か……。常識ではありえない事件を、天才物理学者・湯川が解明する、人気連作ミステリー第二弾。
(裏表紙より)

東野 圭吾著

2007年34冊目

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2007.11.10

クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky

スカイ・クロラシリーズの5番目に出版された、シリーズの順序では4番目の作品です。←が分からない方、詳しくは浮遊工作室にあるので参照してみてください。

スカイ・クロラは来年公開予定のアニメ映画の原作にもなっています。監督は、なんと、あの押井守ですっ!!

森作品の中でも、このスカイ・クロラシリーズは僕にとってのお気に入りです。『スカイ・クロラ』からもうその世界や登場人物に魅了されていました。2番目に発行された『ナ・バ・テア』を読んだときは、描かれている世界のさまざまな戦闘機乗りを描いていくのだと思いましたが、『ダウン・ツ・ヘヴン』を読んで、どうやら違うらしいことに気が付きました。

なるほど、発行順序を変えるだけで、受ける印象は違ってくるなぁ〜。

今回の『クレィドゥ・ザ・スカイ』は、あまり空中戦のシーンがなかったのでザンネンだったのですが、楽しめました。なるほど、話はそのように続くのか。

森 博嗣著(浮遊工作室)

2007年33冊目

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2007.10.31

闘鬼

グイン・サーガ第116巻を読み終わりました。

タイトルの『闘鬼』ですが、「闘魂」に似てますね。どうでもいいことですが…。

さて、いよいよ、1箇所に滞在していることももうすぐ終わりのようです。長かったのですが、これもこの物語に必要な事だったのでしょう。
この巻の話は、とても楽しめました。が、次巻はどうなってしまうのだろう、と、ワクワクしてしまいます。次巻は、なんと、11月発売なのですね。読み始めが遅かったので、間隔が短くてチョット嬉しいかも。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2007年32冊目

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2007.10.27

文庫版『塗仏の宴 宴の支度』

「知りたいですか」
「知り——たいです」

宴の支度、という、この物語の前編です。
六つの章に分かれているのですが、それが少しずつリンクしています。
しかし、まだ支度の段階。物語は最後まで語られずにいます。

これは、早く『宴の始末』を読んでしまいたい、と思ってしまいました。
でも、また長いんだろうなぁ、なんて思ってしまったり、
でも、やっぱり面白いのかなぁ、早く読みたいなぁ、と思い直したりしています。

今は、買った本があと3冊あるので、それを読んでから、読みたいと思っています。

「知りたいですか」。郷土史家を名乗る男は囁く。「知り——たいです」。答えた男女は己を失い、昏き界へと連れ去られた。非常時下、大量殺戮の果てに伊豆山中の集落が消えたとの奇怪な噂。敗戦後、簇出した東洋風の胡乱な集団六つ。十五年を経て宴の支度は整い、京極堂を誘い出す計は成る。シリーズ第六弾。
(裏表紙より)

京極 夏彦著(大極宮)

2007年31冊目

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2007.10.03

橋ものがたり

今まで読んだ藤沢周平作品は、ほとんどというかたぶんすべてが、侍が主人公のものでした。
なぜか?
面白そうだったからです。

今回、普通の待ちの人々(江戸時代ですが)のものを初めて読みましたが、良いですね。どれも味わい深いです。また機会があったら読むでしょう。

幼な馴染のお蝶が、仕事場の幸助を訪ねてきた。奉公に出るからもう会えないと、別れを告げるために。「五年経ったら、二人でまた会おう」年季の明けた今、幸助は万年橋の袂でお蝶を待つが……。(「約束」)様々な人間が日毎行き交う江戸の橋を舞台に演じられる、出会いと別れ。市井の男女の喜怒哀楽の表情を瑞々しい筆致に描いて、絶賛を浴びた傑作時代小説。
(裏表紙より)

藤沢 周平著

2007年30冊目

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2007.09.22

キラレ×キラレ Cutthroat

Xシリーズ第2弾です。これは、ミステリィなんでしょうか?と読み終わったところで思いました。
いろいろ言ってしまうとネタバレになってしまいますので言いませんが、もしかしたら、僕がついて行けなくなったということなのかも。

X(エックス)シリーズだから、「キラレ×キラレ」の"×"は"バツ"ではなく"エックス"なのだろうか?「キラレxキラレ」。編集画面ではチョット違いが分かる。フォントが変わればより鮮明かな?

森 博嗣著(浮遊工作室)

2007年29冊目

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2007.09.15

憑神

映画とほとんど同じでした。でも、映画を観ていても感じたのですが、彦四郎は妻夫木君のイメージではありません。妻夫木君にもつイメージが柔らかいものであるのに、彦四郎にはもっと堅物で融通の利かなさがあるように感じました。

時は幕末、処は江戸。貧乏御家人の別所彦四郎は、文武に秀でながら出世の道をしくじり、夜鳴き蕎麦一杯の小遣いもままならない。ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしてみると、霊験あらたかにも神様があらわれた。だが、この神様は、神は神でも、なんと貧乏神だった!とことん運に見放されながらも懸命に生きる男の姿は、抱腹絶倒にして、やがては感涙必至。傑作時代長編。
(裏表紙より)

裏表紙は褒め過ぎだと思います。抱腹絶倒ではなかったし、感涙必至ではなかったです。
面白かったのですけど。

浅田 次郎著

2007年28冊目

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2007.09.09

脳を活かす!必勝の時間攻略法

また、吉田たかよしさんの本を読んでしまいました。この人の本は面白いし、役に立ちそうなので好きです。
チョットまた実践しようかなと思っています。
夜寝る前の暗記。15分を計ってその間集中する。などなど。

あと、質の良い睡眠も必要ですね。

吉田 たかよし著

2007年27冊目

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2007.09.02

探偵ガリレオ

容疑者Xの献身』と主人公が同じということで読みました。『容疑者Xの献身』は文庫化されたら読む予定で、その準備として読みました。

帯を見たら、2007年10月期の月9らしく、タイトルは『ガリレオ』とのこと。出演は、福山雅治柴咲コウとのこと。原作では主要登場人物は男性だけなのですが、やはりフジテレビのドラマということで女性を追加したのでしょう。ドラマにするのだったら、木曜10時枠の方がふさわしいような気がします。

小説はなかなか面白かったです。5つの短篇になっていて、そのどれもが(一般から見ると)不可思議なことが起こっている。それを天才科学者が解明していくのですが、そんなに頭が良いという印象はありませんでした。犀川先生の方が頭が良いような気がする。

突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮かんだデスマスク、幽体離脱した少年……警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を越えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。
(裏表紙より)

このシリーズの『予知夢』も読もうかと思っています。

東野 圭吾著

2007年26冊目

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2007.08.25

水神の祭り

グイン・サーガ第115巻を読み終わりました。
いよいよ、長かったタイス篇も佳境に入って来た感じです。

表紙はリナ姐さんだと思います。18禁の表紙なんじゃないの?まぁいいけどさ。

いよいよ水神の祭りが始まって、物事が動きそうです。
《下》での準備も着々と進んでいるし。
グインの闘技会も見てみたいなぁ。たぶん読者のみんなが望んでいると思う。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2007年25冊目

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2007.08.17

ハリー・ポッターと炎のゴブレット 携帯版

読み終わりました。
だんだんと面白くなってきてはいるのですが、いらない部分も多くなってきている気もします。
詳細は後ほど。

映画のDVDは、¥980なのですね。僕が読んだ携帯版よりも安いなぁ〜。
本を買わずに、DVDを買った方が分かりやすくて、時間のない人には良いでしょうね。

「ゴブレットって何?」という疑問が起きました。読んでいても、器か何かかと思っていました。さっき調べたら脚のついたグラスでした。ふ〜ん、って感じ。

魔法学校の4年生になったハリーの話。佳境に入るための大きな準備という感じの本でした。
いろいろなことが起こるし、問題は解決していません。

クィディッチ・ワールドカップというものが開催されます。それで、決勝戦が行われるのですが、試合の前に両国の国歌が演奏されます。この国歌というのは、人間の国歌と同じものなのか、魔法使い独自のものなのか?という疑問が起きました。答えは見つかりませんが、もし、人間の国歌と同じなのであれば、まず国があって、魔法使いが後から発生したことになるのかな?なんて難しいことを考えました。

不死鳥の騎士団』の携帯版はいつ出るのでしょうか?早く続きが読みたいです。

J.K.Rowling

2007年24冊目

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2007.07.27

悠悠おもちゃライフ

ラピタ』に掲載されたエッセイをまとめたもののようです。
文庫にしては珍しく(と思っているのは僕だけかもしれませんが)写真がすべてカラーで、文庫でこの値段というのがすごくお得だと思います。
しかも、単行本に未掲載のエッセイまで収録されている。
お気に入りのアーティストのCDを販売直後に買ったが、1年後にそのCDにライブCDが付いてきてしかもお値段そのまま、というぐらいこの文庫本はお得な気がする。

本の内容はというと、森博嗣ファンならばなんどか読んだことがある内容が書かれていたりする。写真はどれも可愛いものばかり。『子供の科学』に提供した写真もあるような…。
とにかく、エッセイ好きな人は読んでみる価値はあると思う。
帯にある
「遊びをせんとや生まれけむ。
 戯れせんとや生まれけむ。」
がイイです。

森 博嗣著(浮遊工作室)

2007年23冊目

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2007.07.25

鏡の国の戦士

グイン・サーガ外伝21巻を読み終わりました。
当初、正伝100巻,外伝20巻が目標となっていましたが、正伝が2007年7月25日現在114巻まで刊行されているので、外伝も正伝に合わせて増えているものと思われます。2007年8月上旬には115巻が発売予定ですので、正伝も順調に話が延びていきます。

さて、この外伝21巻ですが、表紙の方は誰か分かりません。読んだ後ならば「あの人かな?」と思いますが、一体誰なのでしょうか?後ろにぼんやりとグインのシルエットも見えます。

これは外伝1巻『七人の魔道師』の後のエピソードです。「へー、そんなことになってるンだぁ〜。やっぱり、あれはそうなったかぁ」と思うのと同時に少し残念なキモチ。「グインをしても彼女は救えなかったのかな?」なんて思ったりしました。
それと、グインがちょっと弱くなってるような気がします。だんだんと人間味が出てきたのでしょうか?

真夜中、ケイロニア王グインのもとを訪れた美しい少年カリュー。彼の怪しげな頼みを入れたグインは、異様な世界に引きずり込まれてしまう。そこは、奇怪な法則が支配し、妖異のものが跳梁する、鏡の国だった!
かつてサイロンを揺るがした恐るべき《七人の魔道師》事件も過去のものとなった時代、新たな連れ合いを得た豹頭王がくりひろげる幻惑の冒険行。
「蛟が池」「闇の女王」「ユリディスの鏡」連作各150枚を三篇収録。
(裏表紙より)

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2007年22冊目

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2007.07.20

文庫版『絡新婦の理』

「あなたが——蜘蛛だったのですね」

約1か月かけてようやく読み終わりました。1374ページ。長かったです。でも、面白くて途中長さ忘れるのです。でも、1400ページ近くある本は文庫でも重いのです。仰向けに寝ながら読んでいると、腕がプルプルしてくる。文庫でブックエンドになるのは、これと文庫版『鉄鼠の檻』ぐらいでしょう。

今回も京極堂の憑物落としが良いです。それに榎木津,木場修らも好きです。登場人物が魅力的です。

当然、僕の動きも読み込まれているのだろうな——二つの事件は京極堂をしてかく言わしめた。房総の富豪、織作家創設の女学校に拠る美貌の堕天使と、血塗られた鑿をふるう目潰し魔。連続殺人は八方に張り巡らされた蜘蛛の巣となって刑事・木場らを幻惑し、搦め取る。中心に陣取るのは誰か? シリーズ第五弾。
(裏表紙より)

京極 夏彦著(大極宮)

2007年21冊目

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2007.07.16

子供の科学 2007年8月号

ラムネの封印の仕方とかフォン・ブラウンの話とか楽しめました。ラムネはなるほど、という感じです。

8月12〜13日がペルセウスザ流星群のピークとのこと。午前3時ごろ北東、カシオペア座の右斜め下ぐらいが輻射点だそうです。

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2007.06.24

紅鶴城の幽霊

グイン・サーガ114巻読み終わりました。
113巻から少し横道にそれた感じです。最初、表紙が誰か分からなかったし、またグインの話から別の話(ほかの国では何が起こっているか)になっているのかと思いましたが、ほんの少しワキにずれた話でした。

7月にもグイン・サーガが出ますが、これは外伝なので、たぶん正伝は8月か9月。いったい、この表紙の女性はどうなってしまうのか?早く読みたいです。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2007年20冊目

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2007.06.08

フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life

読み終わりました。もっと長く読んでいたい、という思いから読むスピードが遅くなってしまいました。でも、早く先を知りたいという思いもあり、非常にジレンマを感じた作品でした。

この本は、予定では昨年の秋か冬に発刊になる予定のものでしたが、イラストが完成しなかったために発刊がのびたようです。
非常に好きなシリーズなので首を長くして待ってました。

今回も小説の世界にどっぷりと浸ってしまいました。次の『クレィドゥ・ザ・スカイ』は遅れないで頂きたい!!

森博嗣著(浮遊工作室)

2007年19冊目

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2007.05.23

イナイ×イナイ Peekaboo

読み終わりました。Xシリーズ第1弾です。
なるほど。レトロだけど新しい。うん、好きです。
読書の幅が狭いので、ほかの作家の本には疎いのですが、この本に出てくる探偵は今まで読んだ事のないタイプの方でした。

詳しくは、浮遊工作室を見て頂きたいのですが、Xシリーズも面白そうです。

森博嗣著(森博嗣の浮遊工作室)

2007年18冊目

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2007.05.16

黄昏の名探偵

名探偵は機嫌が悪い。永遠の宿敵からの挑戦状も来ていない。名探偵は退屈が一番苦手なのだ……。著者自らが作詞作曲したオリジナル楽曲をもとに執筆した、大正浪漫の香り溢れるノスタルジックな短編集。全五篇収録。
(裏表紙より)

本のタイトル,裏表紙にダマされました。
このタイトルと裏表紙だったら、すべてに探偵が登場すると勘違いしても不思議ではない。ところが。。。

読まなくても良い本でした。

栗本薫著(神楽坂倶楽部)

2007年17冊目

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2007.05.09

6ステイン

読み終わりました。
Twelve Y.O.』,『川の深さは』,『』『亡国のイージス(上), (下)』と同じ世界です。防衛庁に日本版CIAのような機関があって、そこに所属しているあるいはしていた人々の話。短編集です。

どの話も良かったです。テレビとかで見るとただのガンダムオタクですが、こういう話を書かせるとスゴイですね。尊敬しちゃいます。特に『畳算』とか『媽媽』とかが良かったです。

ピンズセット付きを購入しましたが、別について無くても良かったかな?って感じです。ピンズが付いているという事だけで比べれば、『アイソパラメトリック』のほうが数倍価値があるかと思います。

福井晴敏

 

2007年16冊目

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2007.04.28

DAY & NIGHT

DAY & NIGHT 昼も夜も/森博嗣 & ささきすばる
購入しました。
読みました。

不思議な世界が広がっています。
絵本。
物語と言うよりも、詩ですね。
これは理解できるかどうかよりも、それを読んでどう感じるかを試されているような本でした。
文庫派の方は、文庫で買っても良いかと思います。

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2007.04.24

もう一つの王国

グイン・サーガ第113巻、読み終わりました。意外な展開。まだまだ、ずーっと滞在先は変わらない模様。120巻ぐらいまで続くんじゃあないかと思われる。

タイトルの「もう一つの王国」を思わせるものが中盤に出てくるがそんな物ではなかった。あとがきから読む人用に、あとがきではこの巻の内容についてぼやかしています。「誰が出てくるって言うだけでもネタバレになる」なんて言っていましたが、登場人物にちゃんとその人が載っているんですねぇ。そこまでネタバレを恐れるのであれば、登場人物も削っておいたほうがいいのでは、って思いました。次版では、修正されるのでしょうか?

栗本薫著(神楽坂倶楽部)

2007年15冊目

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2007.04.14

バッテリー VI

読み終わりました。

「オレはピッチャーです。だから、誰にも負けません」
いよいよ、巧たち新田東中は、強豪・横手二中との再試合の日を迎えようとしていた。
試合の前に、両校それぞれの思いが揺れる。巧と豪を案じる海音寺、天才の門脇に対する感情をもてあます瑞垣、ひたすら巧を求める門脇。そして、巧と豪のバッテリーが選んだ道とは。いずれは……、だけどその時まで——巧、次の一球をここへ。
大人気シリーズ、感動の完結巻!
(裏表紙より)

そういう終わり方かぁ〜。なるほど。
これは、野球小説とか、児童小説ではないね。子供が読んで面白いと思うかもしれない。でも、教育のためなんて言うくだらない理由はいらない。ただ、読んで面白い小説でした。読んで良かった、と思いました。

あさのあつこ著

2007年14冊目

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2007.04.11

身も心も 伊集院大介のアドリブ

やっと、伊集院大介シリーズらしくなりました。『水曜日のジゴロ』や『真夜中のユニコーン』なんて伊集院大介がチョロッと出てきただけ。これでは、消化不良を起こしてしまいます。サブタイトルに『伊集院大介の〜』なんてつけないで欲しいくらい。

その点、今回は違います。全編伊集院大介が出まくりです。でも、起こる事件が。。。
今度は、『鬼面の研究』とか『絃の聖域』のような事件物を読んでみたいです。

伊集院大介のもとに天才ジャズ・サックス奏者矢代俊一が訪れた。「ボディ&ソウルを演奏するな」——ライブのたびに曲目指定の脅迫状が送られてくるという。仲間のピアニストや大切なサックスまで狙われ、ついに最初の犠牲者が!?手がかりのつかめない大介が見つめる中、俊一は禁じられた曲を吹き始める……。
(裏表紙より)

栗本薫著(神楽坂倶楽部)

2007年13冊目

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2007.04.03

あらしのよるに 2

あらしのよるに 1』が出てから約1年、やっと2巻が出ました。
これは、絵本の『きりのなかで』と『どしゃぶりのひに』を合わせたものです。
分かりやすい友情の話です。

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2007.03.24

大統領特赦〈下〉

読み終わりました。

下巻はジェットコースタに乗ったようなスピード感でした。

サウジ、イスラエル、中国、ロシア、それにCIA……。類を見ぬ衛星システムの謎を知るただひとりの男を追って「狩り」が始まった。新たな名前と身分を得たバックマンは孤立無援のままイタリアに身を隠す。だが、その逃亡生活の視野の片隅に、跳梁する各国のプロフェッショナルたちの姿が映り始めるのも時間の問題だった——。乾坤一擲の逆転はなるか。著者独壇場のサスペンス、全開!
(裏表紙より)

乾坤一擲は、「けんこんいってき」と読むようです。

スリルのある後半でした。どうなってしまうのかと思いましたが、そうなりましたか…。なかなか楽しめました。
Grishamの『スキッピングクリスマス』っていうコメディなんだかよく分からない本も読みましたが、やっぱりこういうスリルのあるものの方が楽しめます。

John Grisham

2007年12冊目

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2007.03.17

大統領特赦〈上〉

読み終わりました。

突然の大統領特赦。獄中から自由となったかつての辣腕ロビイスト、高額報酬も思いのままだった元弁護士バックマンは怪訝な思いで軍用機に乗る。自らの命を国家が「狩り」の賞品に供したとも知らず——。所有国不明の最新軍事衛星システム。それにまつわる多数の死者。各国の諜報機関が謎をめぐって彼を追い、安寧の地を求めた男が逃れた先は……?巨匠会心のノンストップ・スリラー!
(裏表紙より)

こういう小説を「スリラー」っていうの?Yahoo!辞書で調べたら、なんとなく「スリラー」ではないように感じました。絶対違う。

上巻は、たいして面白くない、というか、まだまだ準備段階といった様相です。後半から面白くなってくるように思われます。

John Grisham

2007年11冊目

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2007.03.10

購入DVD(2007/03)

まだみてませんが、とりあえず購入したDVDです。
なかなか観る時間がとれません。

NEWS23で金曜日にやってる映画の紹介コーナで取り扱ってた映画だったと思う。公開当時は見に行く機会がなくてDVDを購入してしまいました。
   
Amazon.co.jpで62%OFFだった(かな?)ので購入してみました。昨年のゴールデングローブ賞の作品賞を取ったんじゃなかったかと思う。
良い映画らしかったんですが、アカデミー賞が取れなかったので、新潟での公開日数は少なかったように思われる。
アカデミー賞は、ゴールデングローブ賞を取ったものを避けて選んでいるように思っているのは僕だけではないはず。

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2007.03.04

砂の器

読み終わるまでに半月かかりました。とても長い話でした。でも、京極氏の小説に比べたら、そんなでも無いのですけどね。
なんで、こんなに長く掛かったのかと考えてみると、昭和35年頃という微妙に古い時代の話だった事,活字が小さかった事,その活字がまっすぐ並んでいない事、などが挙げられる。

でも、なかなか面白く読ませて頂きました。名作はどんなに古くても名作なのですね。話は映画版TV版とは、異なるようですね。映画版TV版を楽しまれた方は、原作を楽しんでみてはいかがですか?

松本清張著

2007年10冊目

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2007.02.15

闘王

グイン・サーガ112巻です。読み終わりました。
111巻の帯は間違いで、2月の発売でした(しっかりしてほしいものです)。

あとがきによると、今年はグイン・サーガが外伝を入れて8冊でるとのこと。112巻の帯を信じるのならば、113巻は、4月だから、もしかすると5か月連続での月刊グイン・サーガになるかもしれない。2007年はちょっとラッキーです。

表紙の人物が誰か分かりませんでした。子供の方は想像できたのですが、男はもしかしてグインが人間に変装したのか?なんて思いましたが、違いました。あの傭兵の男です。

ハラハラドキドキの展開があり、どうなることかと思いましたが、またまた次回のお楽しみです。う〜ん、どうなるのでしょうか?

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2007年9冊目

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2007.02.08

バッテリー V

文庫で販売されているバッテリーシリーズはとりあえず、読み終わりました。

あとは、第6巻の文庫版発売4月5日を待つばかり。長いなぁ〜。

豪くんはどうしちゃったんだろうか?吹っ切れたのか、あきらめたのか。複雑な感じになっちゃいました。
この巻でますます巧くんが好きになっちゃいました。ホントに変化してきてる。でも、まだまだわかりません。
青波は、相変わらず良い味だしてます。

ハラハラドキドキするような試合も読んでみたいです。

  「おれは、おまえの球を捕るためにいるんだ。ずっとそうすると決めたんじゃ。何があってもそうするって……本気で決めたのに」
天才スラッガー、門脇のいる横手二中との再試合に向け、動きはじめる巧と豪。バッテリーはいまだにぎこちないが、豪との関わりを通じて、巧にも変化が表れつつあって——。
横手の幼なじみバッテリーを描いた、文庫だけの書き下ろし短編「THE OTHER BATTERY」収録。
(裏表紙より)

あさの あつこ著(角川文庫)

2007年8冊目

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2007.02.05

バッテリー IV

読み終わりました。

この巻は、原田巧くんはあんまり出てきません。練習試合のときにちょこっととあとは後半。周りの人達の話のようです。起承転結の転にあたるのでしょうか?そんな感じです。

秋季大会も描かれているかと思いきや、たった1行で終わり。野球小説なのにな。

吉貞くんが良い感じです。瑞垣くんも好きだなぁ。

「戸村の声がかすれて、低くなる。『永倉、おまえ、やめるか?』身体が震えた。ずっと考えていたことだった……」
強豪校・横手との練習試合で打ちのめされ、敗れた巧。キャッチャーとして球を捕り切れなかった豪は、部活でも巧を避け続ける。監督の戸村はバッテリーの苦悩を思い決断を告げる。キャッチャーを吉貞に——と。
同じ頃、中途半端に終わった試合の再開を申し入れるため、横手の天才スラッガー門脇と五番の瑞垣が新田に現れるが!?
三歳の巧を描いた文庫だけの書き下ろし短編「空を仰いで」収録。 
(裏表紙より)

あさの あつこ著(角川文庫)

2007年7冊目

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2007.01.31

バッテリー III

読み終わりました。
4巻を読み始めています。「あれ?」と思ったのですが、話は3巻から繋がってました。

やっと、野球小説っぽくなってきました。3巻の最後からワクワクしっぱなしでした。でも、4巻の最初でなんか雲行きが怪しくなっきたような感じでした。

今まではサブキャラで良いところは無いような東谷や沢口も活躍し始めました。吉貞の実力はどんなものなのでしょうか?

「巧。おまえにだけは、絶対負けん。おれが、おまえにとってたったひとりの最高のキャッチャーだって心底わからせてやる」
三年部員が引き起こした事件によって活動停止になっていた野球部。その処分明け、レギュラー対一年二年の紅白戦が行われ、巧たちは野球が出来る喜びを実感する。だが未だ残る校長の部に対する不信感を拭うため、監督の戸村は強豪校、横手との試合を組もうとする……。
一方、巧と豪の堅かった絆に亀裂が入って!?
青波の視点から描かれた文庫だけの書き下ろし短編「樹下の少年」収録。
(裏表紙より)

あさの あつこ著(角川文庫)

2007年6冊目

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2007.01.26

バッテリー II

夢中になっちゃいますね。

ということで、, , Amazon.co.jpで注文しちゃいました。今日届いたので、これからを読むところです。

何が良いといえば、あとがきにあった作者の言葉でしょう。

「バッテリー」を少年の成長物語などと言わせるものか。友情物語などに貶めたりしない。絶対にしない。

この言葉が、この小説の良いところを示していると思いました。

「育ててもらわなくてもいい。誰の力を借りなくても、おれは最高のピッチャーになる。信じているのは自分の力だ——」
中学生になり野球部に入部した巧と豪。二人を待っていたのは監督の徹底管理の下、流れ作業のように部活をこなす先輩部員達だった。監督に歯向かい絶対の自信を見せる巧に対し、豪はとまどい周囲は不満を募らせていく。そしてついに、ある事件が起きて……!
各メディアが絶賛! 大人も子どもも夢中になる大人気作品!
(裏表紙より)

あさの あつこ著(角川文庫)

2007年5冊目

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2007.01.22

バッテリー

本屋に行くと背表紙ではなく表紙を向けて並んでいたので気になっていた作品でした。映画化されるということで読みました。映画化されなかったら、読んでいなかったでしょう。野球には興味がなかったから。

でも、読んで良かった。面白かったです。バッテリー〈2〉も読みたくて、ネットで注文せずに、珍しく駅にある書店で購入しました。

この巻では、春休みのたぶん20日間ぐらいを描いていましたが、2では、どうなるのでしょうか?楽しみです。

原田巧くんは良いですね。好感が持てます。言いたいことが言えなくて、言いたくないと思っていることは言ってしまって、自分のことを見てほしいのに素直に表現できなくて、でも、干渉されるのはイヤ。なんとなく、わかります。

「そうだ、本気になれよ。本気で向かってこい。—関係ないこと全部捨てて、おれの球だけを見ろよ」
中学入学を目前に控えた春休み、岡山県境の地方都市、新田に引っ越してきた原田巧。天才ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持ち、それゆえ時に冷酷なまでに他者を切り捨てる巧の前に、同級生の永倉豪が現れ、彼とバッテリーを組むことを熱望する。巧に対し、豪はミットを構え本気の野球を申し出るが—。『これは本当に児童書なのか!?』ジャンルを越え、大人も子どもも夢中にさせたあの話題作が、ついに待望の文庫化!
(裏表紙より)

あさの あつこ著(角川文庫)

2007年4冊目

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2007.01.18

ηなのに夢のよう

読み終わりました。

Gシリーズの最終巻です。これが6作目ですが、最終巻ということで。講談社ノベルズから出版されたシリーズでは初めての終わり方です。あれと合わせれば10作目だから、考えようによってはこれでよいのかも。

さて、Φ,Θ,τ,ε,λ,ηと続いてきましたが、これは本当に何を意味するのか?全く分かりません。もっと考えれば分かるのかもしれませんが。

とにかく、新シリーズもまた楽しみです。

森 博嗣

2007年3冊目

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2007.01.15

不可能を可能にする 最強の勉強法—究極の鉄則編

なかなか勉強しても覚えられない,勉強時間を無駄に使っているのではないか、といった悩みがあったので、このような実用書を読んでみました。

「キッチンタイマー勉強法」,「椅子の上でプチ座禅」はすぐに実用できるように思われます。あとは、暗記方法です。「ベッドでゴロ寝勉強法」についてはどうなんでしょう?ちょっと疑問を感じました。寝る前は小説を読んでいるので、それを勉強の本に変えてみて、成果を期待してみようかな。

あなたの勉強法に劇的な変化が起こる!——前著『最強の勉強法』で、ユニークかつ効率的な勉強のノウハウを紹介した著者が、今回はより具体的・実践的な"究極の鉄則"を大公開。「キッチンタイマー勉強法」「松岡修造式勉強法」「ベッドでゴロ寝勉強法」など、科学的・医学的にも合理性のある勉強法を厳選してお届けする。勉強はもちろん、仕事にも役立つ、目からウロコのテクニックが満載の一冊。
(裏表紙より)

吉田たかよし

2007年2冊目

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2007.01.10

働きながら3年で!公認会計士—最短合格の時間術・勉強術

公認会計士の勉強をはじめる人にオススメです。でも、買わなくても立ち読みで良いかも。
最初の60ページは、会計士試験について。

勉強方法は、取り入れたいところがたくさん入っています。

「仕事をしながら」というのは、残業があまりない仕事をしながら、という意味。毎日残業で終電ぐらいという人にはムリじゃないかな?

五十嵐 明彦著

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2007.01.07

あかんべえ (下)

読み終わりました。
2007年の最初の本が2分冊の2冊目からでした。前の記事に2006年から2007年の年またぎは宮部みゆきを読んでいたと書きましたが違ってました。

やはりというか、宮部みゆきさんの小説はいいですね。山場ではウルウルとしてしまいそうでした。お化けが出てくるのにいい話なんて、滅多にないはず。

この話を連続ドラマにして欲しいと思いました。でも、毎回見せ場があるわけではないのでダメかな?とも思ったり。

「ふね屋」には五人の亡者が迷っていた。あかんべえする少女、美男の若侍、婀娜っぽい姐さん、按摩のじいさん、宴席で暴れたおどろ髪の男。亡者と心を通わせていくうちに、おりんは、ふね屋の怪異が三十年前にここで起きた忌わしい事件に関っていることに気づく。幾重もの因縁の糸はほどかれ、亡者は成仏できるだろうか?ファンタジーとミステリと人情味が絶妙に溶け込んだ感動の時代長篇。
(裏表紙より)

宮部みゆき著(大極宮)

2007年1冊目

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2006.12.30

あかんべえ (上)

読み終わりました。2006年は49冊しか読めませんでした。あと、1冊で50冊できりが良かったので少し残念です。
そういえば、2005年から2006年に架けても宮部みゆきさんの本(『模倣犯』)を読んでいました。その前の年またぎは、ジョン・グリシャム。どうも、年またぎは分割された本を読む星のもとに生まれたのかもしれません(そんなことおもっていませんが)。

時代物です。こういうファンタジィ系のものは、時代物としているのでしょうかね。現代物でやると、子供向けになったりしてしまうから?なかなか面白いのですが、なかなか話が進みません。

この本を幼少の頃に読んでおけば、幽霊とかお化けは怖くなくなるかもしれない。でも、僕が昔住んでいた家は怖かった。古い家というのは、廊下の電気が暗くて、何があるかだいたい分かるだけで良い、というコンセプトで取り付けられたように思われる。廊下とトイレが5ワットくらいの電球で、ホントにトイレに行くのが怖かった。帰りは走って部屋まで戻ったものです。

江戸・深川の料理屋「ふね屋」では、店の船出を飾る宴も終わろうとしていた。主人の太一郎が胸を撫で下ろした矢先、突然、抜き身の刀が暴れ出し、座敷を目茶苦茶にしてしまう。亡者の姿は誰にも見えなかった。しかし、ふね屋の十二歳の娘おりんにとっては、高熱を発して彼岸に渡りかけて以来、亡者は身近な存在だった――。この屋敷には一体、どんな悪しき因縁がからみついているのだろうか?
(裏表紙より)

宮部みゆき著(大極宮)

2006年49冊目

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2006.12.24

手紙

読み終わりました。
映画と本、どっちが泣けるか、と言うと映画でした。

絵と、主人公の職業は、映画の方が良い、というか、僕は好きです。
最後の場面も、映画ではクドイほどみせていましたが、あのしつこさが良かったのかもしれません。原作では、あっさりとしてました。

原作もいいんですよ。いろんなエピソードが盛り込まれていますし。でも、時間経過がわかりにくかったです。1行進むと、数時間経っている、というところに違和感を覚えました。せめて、1行開けるとかしてほしかった。

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く……。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き、感動を呼んだ不朽の名作。解説・井上夢人
(裏表紙より)

東野 圭吾著

2006年48冊目

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2006.12.16

タイスの魔剣士

111巻です。ぞろ目です。去年100巻達成したと思ったら、もう111だなんて。
しかも、帯によると、112巻は来年1月発売(あとがきには、2月とありましたが…)。待ち遠しいです。

109巻からこの巻まではすこしキワ物っぽい話です。表紙もなんだか幻想的な人物ですし。

今回のお話は、『グラディエーター』のような感じでした。物語は、同じ場所で起こった出来事で旅は進まず。強いグインも見て(読んで)みたいなぁ。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2006年47冊目

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2006.12.11

TUGUMI

ずーっと前に、この原作が映画になったのをビデオで観たことがあった。

映画が面白くなかったので、どんな話か覚えていませんでした。DVDがでてるかな?と思って検索したらVHSだけでした。とりあえず、Amazon.co.jpのほうにリンク

つぐみ役は、牧瀬里穂さんで、恭一役が真田広之というのだけしか覚えてなっかのですが、カスタマーレヴュを読んで、「きりんのダンス」という歌をぼんやりと思い出しました。この歌は、可愛かったと思ったことを思い出しました。

原作は映画なんかより良いですね。つぐみはとても魅力的です。本で読んでいるだけなので、実際に近くにいたら魅力は感じないかもしれませんが。

吉本 ばなな

2006年46冊目

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2006.12.07

簡単に断れない。

2冊続けての土屋先生の本です。
2冊続けて読むものでは、ないですね。

頭がゆるゆるになっちゃいそうでした。
でも、こういう本は好きです。

「お茶の水女子大の方から来ました」、「妻と助手を養わなくてはならないんです」、「読んでも読まなくても必ず笑えるから」などと言いながら、本書を売り歩いている哲学教授がいます。屁理屈をこねまわして簡単には断れませんので、ボランティアだと思って、ぜひ2〜3冊まとめてお買い求めください。 解説・三浦勇夫(精神科医)
(裏表紙より)

土屋 賢二

2006年45冊目

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2006.12.01

ツチヤ学部長の弁明

ずいぶん更新が滞ってました。何回か書くことを思いついたのですが、すぐに忘れて更新されずじまいでした。

この本は、いろいろな雑誌に掲載されたエッセイやあとがきや解説のために書かれたものを集めたものだと思われます。『今はもうない―SWITCH BACK』の解説もありました。

今回も存分に楽しめました。土屋氏が言っているように、ほんとうにこの本は売れていないのだろうか?この本はそんなでもないですが、『われ笑う、ゆえにわれあり』のシリーズは本当に面白いです。

大学に在籍する諸君。学ぶべし、研究すべし。時は満ちた。金のこと、世間のことは忘れよ。そんなことは卒業後の人生で、いやというほど考えられる。権威は疑え。疑いから哲学ははじまる。”笑う哲学者”ツチヤ教授が、学部長を任命されてからの苦悩の日々。そして変わらぬ女への不満。笑って前向きになれる一冊
(裏表紙より)

土屋 賢二

2006年44冊目

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2006.11.23

照柿 (下)

地味というか、外見からは分からない熱,蠢きがある物語でした。苦手な部類の話でした。面白くないわけではないのですが、読み進むのに苦労しました。

この物語の舞台は夏。しかも酷暑。読んでいる今は冬だったので、どうも舞台を思い浮かべるのに苦労しました。夏にクーラーをつけずに締め切った部屋で読んだ方が臨場感が出るというもの。

難航するホステス殺害事件で、合田雄一郎は一線を越えた捜査を進める。平凡な人生を十七年送ってきた野田達夫だったが、容疑者として警察に追われる美保子を匿いつつ、不眠のまま熱処理工場で働き続ける。そして殺人は起こった。暑すぎた夏に、二人の男が辿り着く場所とは——。現代の「罪と罰」を全面改稿。
(裏表紙より)

高村 薫著

2006年43冊目

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2006.11.11

照柿 (上)

この本は、3週間くらい読んでいるような気がする。この本を読む前に読んだ本は、ブログのアップが4日ほど遅れていたような記憶がある。382ページを3週間だから、1日18ページ読んでいたことになる。読む速度が異様に遅くなる時期だったのでした。

さて、これは合田刑事シリーズの第2弾です。第1弾は、事件を追う姿を描いていたので、ハラハラドキドキでしたが、これは人間の内面、ほとんどの人がもっているが、外には出さない隠しておきたい部分を描いた話で、そういった点でも読んでいて気持ちの良い物ではなかった。これも読むのが遅くなった原因の一つ。こういった点では、『李歐』は読んでいて気持ちよかったなぁ。

現在、下巻を読んでいますが、読むのが億劫になっています。

ホステス殺害事件を追う合田雄一郎は、電車飛び込み事故に遭遇、轢死した女とホームで掴み合っていた男の妻・佐野美保子に一目惚れする。だが美保子は、幼なじみの野田達夫と逢引きを続ける関係だった。葡萄のような女の瞳は、合田を嫉妬に狂わせ、野田を猜疑に悩ませる。『マークスの山』に続く合田刑事第二幕。
(裏表紙より)

高村 薫著

2006年42冊目

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2006.10.30

STAR SALAD

STAR EGG』の続編と言って良いものかどうか。とりあえず、出演者は一緒です。
今回も玉子さんが、いろいろな星を巡ります。
文章を読むだけではなく、絵をいろんな方向から見て楽しめます。

今回は、『STAR EGG』と少し違って、価格が高めです。

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2006.10.25

快楽の都

記事のタイトルだけ見ると、エロサイトみたいですね。
グインサーガの110巻目です。あとがきでは、栗本氏が112巻を書き上げたようなことを言っていましたし、なんだか血湧き肉躍るのような雰囲気でしたが、この巻は、遅々として進んでません。
ある都市の風俗を延々と語っています。でも、現実にこの本に出てくるような都市があっても、行きたいとは思いません。ちょっと退廃しすぎです。
あと、109巻から出てきたキャラクタの出自についての謎解きのようなこともしてますが、親切すぎるし、もし書かれていることから分かるような事をしているとしたら、ヘマをしすぎです。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2006年41冊目

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2006.10.15

星を継ぐもの

タイトルを見て、コレだと思った人、残念ながら違います。

少し前から表紙の雰囲気が好きで読みたいと思っていたSFです。SFだからでしょうか?読むのに時間が掛かりました。読みながら、内容をイメージするのに手間取っていたためかと思われます。例えば、現代物だと椅子とか机とか言われればだいたい形は分かりますが、未来の話で場所も月面だったり宇宙船の中だったり別の星だったりしたのでイメージするのに苦労しました。300ページしかないのに字が小さいというのも時間が掛かった理由です。

帯にも書いてありましたが、これはSFにして本格ミステリィですね。謎が謎を呼ぶというのでしょうか?しかも、その謎が最後まで本当の意味で解明されていない。しかも、この本には続きがあるようで、それも読まなければならないかな?なんて思っています。でも、この小説は、この巻で終わってもいいように完結しています。

月面で発見された真紅の宇宙服をまとった死体。だが綿密な調査の結果、驚くべき事実が判明する。死体はどの月面基地の所属でもなければ、ましてやこの世界の住人でもなかった。彼は五万年前に死亡していたのだ! 一方、木星の衛星ガニメデで、地球のものではない宇宙船の残骸が発見される。関連は? J・P・ホーガンがこの一作を持って現代ハードSFの巨星となった傑作長編!
(裏表紙より)

ジェイムズ・P・ホーガン著

2006年40冊目

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2006.10.08

pandora

グイン・サーガ特別限定ボックスです。
購入してしまいました。

マニアのために出した商品で、余裕がある人が買えばいいようなものです。
これで、1万円は高いかもしれない。箱がでかかったのが驚きました。

48ページのグイン・サーガ外伝がついています。コレを読むためだけに購入したとしたら、本当に高い買い物になってしまいます。

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2006.10.02

地下鉄(メトロ)に乗って

たまに読む浅田次郎作品を、映画になるというので読んでみました。あと、『鉄鼠の檻』を読んだ後だったので、重いもの(内容と文庫本体質量が)は避けようと思ったという理由もあります。

泣けるものだと思って読んだのですが、う〜ん、泣けませんでした。ちょっと最後はやりきれない、という思いが強かったです。

自分の父が、自分や家族のいないところでどんな振る舞いをしているのか。もし、こっそりそれを見たら幻滅するか、それとも好感度があがるか。そんなことを考えたりもしました。

永田町の地下鉄駅の階段を上がると、そこは三十年前の風景。ワンマンな父に反発し自殺した兄が現れた。さらに満州に出征する父を目撃し、また戦後闇市で精力的に商いに励む父に出会う。だが封印された”過去”に行ったため……。思わず涙がこぼれ落ちる感動の浅田ワールド。吉川英治文学新人賞に輝く名作。
(裏表紙より)

浅田 次郎著

2006年39冊目

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2006.09.27

キッチン

妹の本棚から借りてきて読みました。借りてきた本は、ハードカヴァで、下のリンクの本とは別のものですが、実際に読んだ本のリンクですと、画像がなかったので、コレにしています。内容は同じだと思われますので、特に支障はないはず。

吉本ばななさんの本を初めて読みましたが、詩が文章を形成している、と表現するのが適当かと思いました。あと、エロくない山田詠美といってもいいかな?(違うかも)

今、この歳になったから読める話かもしれません。出版された当時に読んでみても「つまんない」の一言で終わったかもしれません。みかげのような子は好きかもしれません。

吉本 ばなな

2006年38冊目

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2006.09.24

λに歯がない

あ、素数冊目だ。
"λ"は「ラムダ」と読みます。大文字では、"Λ"と表記します。"入"という字の斜体ではありませんし、"入"を気障に書いていたものでもありません。

さて、このGシリーズ、5冊目ですが、まだまだ謎があるようです。ある方は、すでにこの謎を解いているようですが、さて、その「ある方」とは誰か?本当に存在しているのか?謎は深まるばかりです。

このGシリーズの特徴と言っていいのかな?この1冊の中で起きた事件の謎を解く鍵は、内容を注意してよく読んでいれば分かるものですが、このシリーズを通しての謎は僕にはよく分かりません。もしかして、ということも考えられますが、「何故?」という疑問が先に立って、それ以降に考えが及びません。

森 博嗣

2006年37冊目

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2006.09.20

文庫版『鉄鼠の檻』

映画『ファンシイダンス』は、曹洞宗の修行寺が舞台らしい。
この『鉄鼠の檻』を読む前に観ておくと、曹洞僧の所作が分かって少し楽しめるかもしれない。

読むのに、本当に長く掛かった。途中、別の本に寄り道したが、ほぼ一ヶ月。1341ページだから、1日約43ページ(もっと読んでいるが)。読めない漢字が多くて、ルビが振ってあった字もあったが、次出てきたときまで覚えられないくらい漢字が多かった。これが時間の掛かった理由のようにも思える。それに、重い。寝ながら読んでて、眠くなって、顔の上に堕ちそうになったときの、反応の良さと言ったら無かった。亀田弘毅のパンチもよけられるんじゃないか?というほどの反射神経。はたまた、ニュータイプもかくやというやうな反射神経。

物語は禅寺を舞台にしています。コレを読んでいて、途中で犯人が分かった人は、僧侶かもしれない。ただの勘という場合もあるが。ただ犯人が分かったとしても動機が分からないだろうなぁ。なんとなく、ずるいかもしれない。

忽然と出現した修行僧の屍、山中駆ける振袖の童女、埋没した「経蔵」……。箱根に起きる奇怪な事象に魅入られた者——骨董屋・今川、老医師・久遠寺、作家・関口らの眼前で仏弟子たちが次々と無惨に殺されていく。謎の巨刹=明慧寺に封じ込められた動機と妄執に、さしもの京極堂が苦闘する、シリーズ第四弾!
(裏表紙より)

京極 夏彦著(大極宮)

2006年36冊目

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2006.08.30

カクレカラクリ An Automation in Long Sleep

少しの間、このブログの左側の「今読んでいる本」に2冊の本がありましたが、それは、同時に右目と左目で読んでいたのではなく、ある単位毎(例えば、1ページとか10ページとか)に交互に読んでいたのでもなく、『鉄鼠の檻』を読むのを25%ぐらいのところで中断し、こちらを読んでいたためでした。こっちを読み終わったので、また『鉄鼠の檻』の続きから読みます。

さて、この小説ですが、なるべくネタバレを少なく書くとすると、ライトな日本版『ダ・ヴィンチ・コード』と言ったところでしょうか。アナグラムは出てきませんが。これでも、ネタバレかな?

この作品は、スポンサ付きの小説と言うことで、そのスポンサが思いっきり全面に出てきています。著者のサーヴィスのすさまじさを感じて、ニヤリとしてしまいました。

森 博嗣

2006年35冊目

追記
TVドラマにもなるようで、TBS内にサイトが出来ていたり、専用サイト(karakuri120.jp)ができていたり、mixiでコミュニティが出来ているようです。
小説は楽しめましたが、ドラマは面白いのでしょうか?
「 謎解きを通して成長していく彼らの姿を描いた青春ミステリー」なんて、言ってますが、成長していく姿なんて別に見たくない。

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2006.08.20

豹頭王の挑戦

109巻です。煩悩の数より多くなってしまいました。108巻と比べると、表紙の明るさが違います。
108巻
では、危機的状況に陥っていそうな表紙でしたが、109巻になると、グインが今まで見せたこともないような戯けた格好をしています。

読めば分かりますが、「う〜ん、なるほどなぁ」というのが2割、「絶対にばれるだろう」というのが8割、という感じの思いでした。

まだ、この状態が110巻も続くようですが、どうなるのでしょうか?

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2006年34冊目

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2006.08.16

小説『日本沈没 (下)』

読み終わりました。タイトルが『日本沈没』だけに、日本は沈没してしまいますね(当たり前か)。でも、高い山で噴火していないところは残っていそうですけど。

最後は寂しいものがありますね。日本が沈没するにしても、もっと長いスパンではある話だと思いますが、仮に短時間で沈没すると考えると、もしかしたら、僕の場合、政府の救出には間に合わないかもしれないのかな、間に合っても、家族とは別の場所に移住させられるのかな、なんて思います。

長いスパンで日本沈没を考えると、日本人は、埋め立て地をどんどん作っていくのかな?なんて思ったりします。

 とにかくその日が来る前に。政府は日本人全員を海外へ移住させるべく、極秘裏に世界各国との交渉に入った。
 田所博士は週刊誌で「日本列島は沈没する」と発言して、物議をかもしていた。小野寺は極秘プロジェクトからはずれて、恋人・玲子とともにスイスに旅立とうとするが、運悪く玲子は、ついに始まった富士山の大噴火に巻き込まれ行方不明となってしまう。
 そして、日本沈没のその日は予想外に早くやってきた。死にゆく竜のように日本列島は最後の叫びをあげていた。
 日本人は最悪の危機の中で、生き残ることができるのか。未来をも予見していた問題作。
(裏表紙より)

小松 左京著

2006年33冊目

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2006.08.08

小説『日本沈没 (上)』

とりあえず、上巻を読み終わりました。412ページ。

計算するのに、計算尺使ってるよ。やっぱ古いなぁ〜。
なんて思っていたら、大きい機械の進化はすさまじいものがあります。
東京都を区単位で冷房するシステムが開発されていたり、ヘリコプタをバスとして使用していたり、動力が電気の車があったりします。
何年頃を想定して書かれているのかと思ったら、197X年でした。せめて、199X年くらいにしといたら良かったのですけどね。

その部分が微笑ましいというか、なんともはや、という感じでした。

天城山が噴火,京都大地震,東京大震災が2年間に起こります。映画よりも長いスパンです。

 伊豆・鳥島の東北東で一夜にして小島が海中に没した。
 現場調査に急行した深海潜水艇の操艇者・小野寺俊夫は、地球物理学者の権威・田所博士とともに日本海溝の底で起きている深刻な異変に気づく。
 折から日本各地で大地震や火山の噴火が続発。日本列島に驚くべき事態が起こりつつあるという田所博士の重大な警告を受け、政府も極秘プロジェクトをスタートさせる。
 小野寺も姿を隠して、計画に参加するが、関東地方を未曾有の大地震が襲い、東京は壊滅状態となってしまう。
 全国民必読。二十一世紀にも読み継がれる400万部を記録したベストセラー小説。
(裏表紙より)

別に「必読」ではないと思う。

小松 左京著

2006年32冊目

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2006.07.29

小説 白夜行

TBSでやっていたドラマ『白夜行』を見終わったころから、いつか読もうと思っていた本です。

原作を読んで、ドラマのすごさがわかった。原作も目茶苦茶面白かった。だが、それは、ドラマを観ていたからなのかもしれない。ドラマ原作をとても良く消化していた。
原作では描かれていないが、原作に「あったであろうこと」を映像化してくれたのでわかりやすくなっていた。
原作
を先に読んでいたらどうなっていただろうか?よく分からずに終わり、再読していたかもしれない。普段、一度読んだ本は二度読まないのに。

東野圭吾の本は、『むかし僕が死んだ家』を読んでから避けていたが、この本を読んだおかげで、東野圭吾の本をたくさん読むようになるかもしれない。とりあえずは、『探偵ガリレオ』か。

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂──暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、いくつもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年……。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長編!
(裏表紙より)

東野 圭吾著

2006年31冊目

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2006.07.20

ダ・ヴィンチ・コード (下)

ティービング邸で暗号解読の末、彼らが辿り着いたのは、ダ・ヴィンチが英知の限りを尽くしてメッセージを書き込んだ〈最後の晩餐〉だった。そしてついに、幾世紀も絵の中に秘され続けてきた驚愕の事実が、全貌を現した! 祖父の秘密とその真実をようやく理解したソフィーは、二人と共に、最後の鍵を解くため、イギリスへ飛ぶ──。
キリスト教の根幹を揺るがし、ヨーロッパの歴史を塗り替えた世紀の問題作! 
(裏表紙より)

病院での待ち時間が長かったせいで、早めに読み終わりました。全部で832ページ。他の出版社の文庫より字が大きめです。
京極氏の文庫なら分冊版でない限り、一冊になるだろうし、600ページくらいでまとまってるかもしれません。

中巻での謎も解け、最後のどんでん返しもあり、まぁ、めでたしめでたし、ですね。
下巻になって、ようやく映画と違う部分が出てきました。

ダ・ヴィンチ・コードといいながら、そんなにダ・ヴィンチは関係ありません。かといって、シオン・コードなんて言ったら、売れないだろうし。ルーヴル・コードなんていうと、何のことかわかりませんね。タイトルがいいから売れたんでしょう。

キリストの秘密が書かれていますが、この程度で大騒ぎするのかっていうことが驚きです。もう何回か書きましたが、『邪馬台国はどこですか?』のキリストに関するエピソードに比べればおとなしいものです。

Dan Brown

2006年30冊目

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2006.07.18

ダ・ヴィンチ・コード (中)

買ったのは第13版だったが、口絵の〈最後の晩餐〉拡大図がおかしい。拡大図の後ろの〈最後の晩餐〉にかかっている部分の色が重なっている。直すつもりは無いのだろうか。

読み終わりました。ここまでで、572ページ。映画とほんとにほぼ同じ。
ビックリしました。ほんとうにカットされた部分が少ない。
映画が盛りだくさんなのか、原作の内容が薄いのか。

シオン修道会の儀式については、映画には無かったけど。

この巻では、人の行動についての謎が多く出てきます。なぜ、彼が場所を知っている?なぜ、彼が電話をかける?などなど。これからワクワクするような展開が待っている。

館長が死の直前に残したメッセージには、ラングドンの名前が含まれていた。彼は真っ先に疑われるが、彼が犯人ではないと確信するソフィーの機知により苦境を脱し、二人は館長の残した暗号の解読に取りかかる。フィボナッチ数列、黄金比、アナグラム……数々の象徴の群れに紛れたメッセージを、追っ手を振り払いながら解き進む二人は、新たな協力者を得る。宗教史学者にして爵位を持つ、イギリス人のティービングだった。
(裏表紙より)

そういえば、中学だったか高校で習ったあの数列は、フィボナッチ数列だったのですね。こんな名称の数列だったとは…。もっと早く知っていれば、進む道が違ったかもしれない。

Dan Brown

2006年29冊目

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2006.07.11

ダ・ヴィンチ・コード (上)

読み終わりました。映画とほとんど同じでした。
ただし、映画では主役の二人(トム・ハンクスとオドレイ・トトゥ)がどのような人物なのかは説明はされていましたが、それ以外の人達(特にシラスと呼ばれていた人)の説明がされていませんでした。なぜこのようなことになったのか?が良く分からなかったのですが、それが小説だと分かりやすくなっています。

でも、何故、ラングドン教授が逃げなければならなかったのか?がわかりません(物語を面白くするためでしょうけど)。ピストルを撃ったのであれば硝煙反応が出るだろうし、アリバイだってあるかもしれない。警察に対してはいくらでも対応できると思うのだが。

ラングドン教授は、ものすごく天才ですね。仮定したことがすべて当たっている。この辺が、すこし都合良すぎます。

ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。
(裏表紙より)

Dan Brown

2006年28冊目

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2006.07.03

さよなら妖精

1991年4月。雨宿りをする一人の少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。謎を解く鍵は記憶の中に——。忘れがたい余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。『犬はどこだ』の著者の代表作となった清新な力作。
(裏表紙より)

同じ作家の作品で言ったら、『氷菓』と同じく、日常の謎を解明する話です。
でも、最後は泣いてしまいそうになるくらい切ない物語でした。

自分には今まで全く関係なかった物事が、ある日、ふとしたきっかけで重要な関係になることがある。
そうなると、いろいろとそのことが気になったり、悪く言われたりすると腹が立ったりする。でも、その悪く言われていることが事実だったりすると、無性に切なくなったりする。どうしていいのか分からなくなったりする。

この話には、ユーゴスラヴィアの話が出てくるが、どのような歴史がある国なのかを知りたくなった。

米澤 穂信

2006年27冊目

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2006.06.24

女子大生会計士の事件簿 DX.4 企業買収ラプソディー

4巻目ともなると、たいして面白くないのに惰性で読んでいる。
簡単に読める本が読みたい。
というような思いで読んでいます。

それに、この巻はあまり会計の話が出てこないので、たいしたスキルも得られません。
暇つぶしにはいいでしょう。

キュートな女子大生会計士・藤沢萌実と新米会計士補・柿本一麻が監査の先々で遭遇する奇妙な事件。駄菓子屋再生の鍵を握るのは問屋さん!? 悪質な在庫隠しの驚天動地のトリックとは? 買収された企業の消滅を防ぐ秘策はあるのか——萌実の名推理が「会社」という不可思議な存在の秘密を鮮やかに解き明かす! 巻末付録として「初心者のための<会計本>ガイド」まで収録して贈る超実用的ビジネス・ミステリ第四弾!
(裏表紙より)

山田 真哉

2006年26冊目

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2006.06.20

パロへの長い道

グイン・サーガ第108巻です。

──昔々、あるところに二人の吸血鬼の住んでいる、
古いお城がありました──

こんな前付で始まっていたので、違和感を感じました。もし、吸血鬼の出てくるような話であれば、正伝ではなく外伝にふさわしい話であるためです。

ネタばれになるので、詳しくは書きませんが、最初は館ものミステリィのような感じで、だんだんSFになってくるような……。

読めば、紛れもない正伝にふさわしい話でした。最後も、またまた次の巻が早く読みたくなるような終わり方です。8月まで待たないといけないのがつらいなぁ。

栗本 薫著(神楽坂倶楽部)

2006年25冊目

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2006.06.14

ブレイブ・ストーリー (下)

天空を翔るファイアドラゴン、ジョゾの背に乗って北の帝国に向かうワタルたち。目指すは皇都ソレブリアにそびえる運命の塔。が、うちつづく闘いに傷つき、命を失う仲間もあらわれ…。ミツルとの死闘を制し、ワタルは女神と出会うことができるのか?現世の幸福と幻界の未来。最後に選ぶべきワタルのほんとうの願いとは——。運命に挑んだ少年の壮大なる旅を描いて、勇気と感動の涙をもたらす記念碑的超大作、ついに完結!
(裏表紙より)

読んでいる途中、泣きそうになってしまいました。家の中ではなく、外の人がたくさんいるところで読んでいたときだったので、泣くのは我慢していました。たぶん、家で読んでいたら泣いていたことでしょう。

少年が大人になっていく話ですが、短い期間にこれだけ成長するものでしょうか?でも、そのような短い期間での成長も子供の能力かもしれませんね。

宮部 みゆき著(大極宮)

2006年24冊目

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2006.06.07

ブレイブ・ストーリー (中)

僕は運命を変えてみせる——。剣と魔法と物語の神が君臨する幻界(ヴィジョン)でワタルを待ち受けていたのは、さまざまなモンスターに呪い、厳しい自然、旅人に課せられた数々の障害だった。大トカゲのキ・キーマ、ネコ族のミーナらとともに、ワタルは五つの宝玉を獲得しながら幻界の旅をつづける。先をゆくライバル、ミツルの行方は?ワタルの肩にかかる幻界の未来は?胸躍る場面が次々展開する和製ファンタジーの金字塔!
(裏表紙より)

裏表紙ですが、簡単に金字塔を建てすぎです。クフ王,カフラー王,メンカウラー王の金字塔ほどの大きさはないと思いますけど。

中巻ですが、冒険の連続です。この辺は子供向けです。ピンチになってもタイミング良く助けられたりして、ちょっと都合良さ過ぎる部分がナキニシモアラズ。
「あの件は、どうなってるの?」ということを残したまま、話は下巻に進みます。

宮部 みゆき著(大極宮)

2006年23冊目

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2006.06.02

ブレイブ・ストーリー (上)

小学五年生の亘は、成績はそこそこで、テレビゲームが好きな男の子。大きな団地に住み、ともに新設校に通う親友のカッちゃんがいる。街では、建設途中のビルに幽霊が出るという噂が広がっていた。そんなある日、帰宅した亘に、父は「この家を出てゆく」という意外な言葉をぶつける。不意に持ち上がった両親の離婚話。これまでの平穏な毎日を取り戻すべく、亘はビルの扉から、広大な異世界——幻界(ヴィジョン)へと旅立った!
(裏表紙より)

映画が公開されるからかもしれませんが、昨年、文庫で宮部みゆき氏の『模倣犯』が発刊されましたが、こんなに早く新しい文庫が発刊されるとは思っていませんでした。年一冊文庫化されれば良い方だったのでとてもうれしいです。

さて、この巻では、まだ"幻界"はチョットしか出てません。映画になったら、現世のどの事柄が盛り込まれるのかな?なんて考えながら読んでました。まだまだ物語は始まったばかりで、盛り上がりはこれからです。

子供向けに書いたのでしょうか?最近の宮部みゆき作品にないシンプルな人物造形になっています。でも、これを小学生が読んだら、と考えると、あまり適していないような気もします。もし、これを子供に読ませたい親御さんがいたら、まず自分で読んでチェックした方がよいでしょう。

宮部 みゆき著(大極宮)