2013.03.20

映画:TED

1.5か月くらい前に観ました。
TVの情報番組で特集みたいなものをやっていて面白そうだったので観に行きました。
まぁ面白い部類かな。というくらいの面白さです。アメリカのあの主人公の世代にはバカ受けなんじゃないかな?って思いました。着信がナイトライダーだったり、フラッシュゴードンのファンだったり。
熊のぬいぐるみがおっさんになって、それを見るのがかわいい。っていうノリでいっても楽しめないんじゃないでしょうか。

原題:TED
監督:Seth MacFarlane
出演:Mark Wahlberg, Mila Kunis, Seth MacFarlane, Joel McHale, Giovanni Ribisi, Patrick Warburton, Matt Walsh, Jessica Barth, Aedin Mincks, Bill Smitrovich, Patrick Stewart, Norah Jones, Sam J. Jones, Tom Skerritt, Bretton Manley
上映時間:106分
URL(日本語):http://ted-movie.jp/
URL(英語):http://www.tedisreal.com/

2013年1本目

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2012.07.16

小説:天地明察〈上・下巻〉(角川文庫)/冲方 丁著

史実を基にした物語です。
江戸時代の初めの頃の話で、暦を替えるための約20年の奮闘が描かれています。

まだ、計算機もコンピュータもない時代に、太陽や月の運行を元にしてカレンダーを作るというのは並大抵の努力ではとうてい無理だと思います。その時代に行ってコンピュータを貸してあげたいくらいです。

子供の頃は数学というか算数が得意で、良くテストでも100点を取っていましたが、いまではその名残すらありません。小説に出てくる問題を解いてみたいとは思いましたが、読んでる途中には無理ですし、紙に書かないと解けません。しかも、難しかった。

また、数学を解く快感に浸りたいと思わせる小説でした。

冲方 丁著

 

2012年22冊目
2012年23冊目

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2012.06.28

エッセイ:純粋ツチヤ批判(講談社文庫)/土屋 賢二著

今回のこのエッセイ集は、いろいろなところに掲載されたエッセイをまとめたものです。地方新聞や大学で出版されたものなど、熱狂的な土屋賢二ファン(いるのかどうかは定かではない)でないと、一生読むことができなかったようなものが含まれています。

そういうものを読めて楽しめました。

土屋 賢二著

2012年21冊目

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2012.06.14

小説:木蓮荘奇譚 伊集院大介の不思議な旅(講談社文庫)/栗本 薫著

最後の伊集院大介シリーズです。
話も何だか悲しいものでした。サブタイトルに「不思議な旅」とありますが、物理的な旅ではなく、心理的,精神的な旅だと思います。
老いがテーマになっているように感じたのですが、年を取って一人になる、とか、年を取るまで一人、とかいうのは悲しいなぁと思いました。

栗本 薫著

2012年20冊目

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2012.06.04

小説:図書館内乱(角川文庫)/有川 浩著

前半、前の話の続きからでした。導入部としては笑いありの楽しい話。
真ん中は恋愛を絡めた良化委員会との戦い。この話はいいです。ドラマになったらすごくいいなぁ、っておもいました。
そして後半の政治的な話。話がどんどん大きくなって、期待も膨らみます。次の巻が楽しみになりました(まだ買ってないけど)。

有川 浩著

2012年19冊目

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2012.05.28

小説:ブレイズメス1990(講談社文庫)/海堂 尊著

ブレイズメスって一体何?『ブラックペアン1988』では、ペアンが何かが分かって、何のための物かも分かってスッキリしましたが、この話はモヤモヤする部分が多々ある。この作者の作品は作品同士がリンクしているので、ほかの小説に出てきた人がこっちでも出てきたりする。しかも、年代が別だったりするから若かったりして。でも、天城雪彦って一体どういう人だったのかが、この本以外の作品からの視点で見るとよく分からない。作品としては面白いし、今後どうなるのかも気になるのだが、今後の話をもう読んでいるので、なんとなく分かる。天城雪彦のその後が知りたい。

海堂 尊著

2012年18冊目

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2012.05.21

小説:阪急電車(幻冬舎文庫)/有川 浩著

出てくる人全部魅力的(おばさんグループ除く)。最近、この作家の作品をよく読んでますが、良いですね。ファンになりました。それに今津線に乗ってみたくなったし、小林にも行ってみたい。カップルがいいねぇ。大学生のカップルや図書館カップル、高校生とアホ社会人も良いです。読んでいてニコニコしてしまいます。

有川 浩著

2012年17冊目

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2012.05.17

小説:おそろし 三島屋変調百物語事始(角川文庫)/宮部 みゆき著

表紙を見て分かるかと思いますが、時代物です。影を抱えた人達の話を聞く、という話ですが、題名の通りおそろしいものがあります。前に、作者が不可思議な話は時代物のほうが合うというようなことをいっていたような気がしますが、ここに出てくる話は時代物がふさわしい話でした。

サブタイトルに『事始』とあるし、帯に『百物語』とあるので話はどんどんたくさん出てくるんでしょうね。楽しみです。

宮部 みゆき著(大極宮)

2012年16冊目

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2012.05.09

小説:追想五断章 (集英社文庫)/米澤 穂信著

面白いことを考えるなぁ〜。リドルストーリーという話の意味をこの本で知りました。もちろん、そういった本は読んだことがあるので存在は知っていましたが。でも、リドルストーリーに結末をつけるというのは興ざめですね。知りたいんだけど、教えてほしくない、というような気持ちです。

少し前に質問サイトをよく見ていた時期があって、その中の質問でTVドラマの主人公の気持ちや行動についての質問があったのをみて驚いてました。そんなことを聞くんだぁ〜、そういうことが察せられないんだなぁ〜、って思いました。そういう人達にはリドルストーリーは読んでもモヤモヤするだけで楽しめないんだろうな。

米澤 穂信著

2012年15冊目

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2012.05.06

小説:トーマの心臓(文庫ダ・ヴィンチ)/森 博嗣著

良いものを読ませていただきました。森博嗣の小説なのに萩尾望都の世界を感じました。なんて書くとファンの方から怒られてしまうかもしれませんね。でも、そう感じてしまいました。

作品を理解して、その世界を壊さないように丁寧に作られた作品だと感じました。

森 博嗣著(浮遊工作室)

2012年14冊目

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