小説:新・日本の七不思議(創元推理文庫)/鯨 統一郎著
おもしろいのですが、やはり『邪馬台国はどこですか?』が面白すぎたので、物足りなさを感じてしまいます。
日本語の起源とか、韓国語との共通点とか興味深い話題はたくさんあったのですが、なんか弱いです。空海とか写楽の話もなんか弱いような気がしました。贅沢言い過ぎなんでしょうか?
スリーバレーのバーテンダー松永は、早乙女静香の話についていくため日夜歴史の勉強を続けている。ある日、静香が宮田六郎と連れ立って店に入ってきた。こ れまで宮田に対してやたら喧嘩腰だった歴史バトルにおいても、何やら風向きが違う。なぜだ?二人の親密な態度は気になるが、現存する世界最古の国ニッポン のことを知らないのも捨て置けない……ええっ、それは本当ですか! (裏表紙より)
鯨 統一郎著
2011年20冊目
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