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2011.02.20

小説:覘き小平次(角川文庫)/京極 夏彦著

読んだ時期が悪かったかなぁ、って思いました。日本海側に住んでるから、冬の昼でもただでさえ暗いのに、こんな暗い話読んでるだけで、気が滅入ってしまいました。

でも、それも最初だけで、読み進めるとどんどん面白くなってくる。小平次が昔を語るところなんて、とても良いです。さすが、京極、読ませるなぁ、と感心しました。田の京極作品の知ってる人が出てきたり、名前だけだけど物語に絡んできたりして楽しい時間を過ごせました。

押入で死んだように生きる木幡小平次は、天下随一の幽霊役者。ある時、旅巡業の声がかかるが、それは凝り続けた愛と憎しみが解き放たれる修羅の幕開けであった。女房・お塚を始め、小平次の周りに蠢く生者らの欲望、悲嘆、執着が十重二十重に渦巻き絡み合い炸裂し――やがて一つの異形の愛が浮かび上がる。人間という哀しい華が圧倒的に咲き乱れる、これぞ文芸の極み。古典怪談に材を取った『嗤う伊右衛門』に続くシリーズ第二弾。
(裏表紙より)

京極 夏彦著(大極宮)

2011年7冊目

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