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2010.11.17

小説:マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion—燃焼(ハヤカワ文庫)/冲方 丁著

第2巻です。裏表紙は、1巻の説明になっています。この巻では、銃撃戦のような派手なシーンはありません。精神的な闘いの場面が多く手に汗握ります(大げさな常套句です)。いろいろと考えないと「あれ?」って思うことがあったり、ルールを知っていないと楽しめなかったりするかもしれません。

バロットの魅力(野望というか欲する物)に惹かれる人達との交流も読みどころでしょう。

少女は戦うことを選択した——人工皮膚をまとい、高度な電子干渉能力を得て再生したパロットにとって、ボイルドが放った5人の襲撃者も敵ではなかった。ウフコックが変身した銃を手に、驚異的な空間認識力と正確無比な射撃で、次々に相手を仕留めていくバロット。しかしその表情には強大な力への陶酔があった。やがて濫用されたウフコックが彼女の手から乖離した刹那、ボイルドの圧倒的な銃撃が眼前に迫る。緊迫の第2巻。
(裏表紙より)

冲方 丁

2010年43冊目

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コメント

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投稿: x-ray technician | 2010.12.05 04:04

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