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2010.07.28

小説:アソシエイト〈上〉(新潮文庫)/ジョン・グリシャム著

読み終わりました。今までのグリシャム作品ですと、裏表紙にもある『法律事務所』のように、大きな法律事務所に就職し、キャリアが始まって、法律事務所の影が見えてくる。。。というような内容でしたが、この本は違う。まず、主人公がボランティア精神にあふれている点。いやいや巨大法律事務所に就職する点。などです。スパイ活動を強要された主人公がどうなるのか、とても気になります。そして、あと一人の旧友の動向も。誰が?どういった目的で?下巻を読み始めていますが、とても面白いです。

名門イェール大学ロースクール卒業を目前にしたカイルの未来はバラ色だった。裕福とは言えぬ出身ながら、今やエリート弁護士人生も望むがまま。だが使命感から安月給での公益活動を志す彼の前に現れた謎の男たちは、大学時代の封印した過去を持ち出し強要する。超有名巨大法律事務所への潜入を——。初期の代表作にして傑作『法律事務所』の驚愕が甦る、本格リーガル・サスペンス。
(裏表紙より)

ジョン・グリシャム

2010年27冊目

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2010.07.20

小説:東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(新潮文庫)/リリー・フランキー著

読み終わりました。400ページ以降はほとんど泣きながら読んでました。というか、この題材は泣くでしょう。泣かない人もいるとは思いますが、ボクはダメでした。外で読んでいて、「やばい、泣いてしまう」と思って、家に帰ってから読みましたが、案の定でした。

これは、ほとんどノンフィクションなんだろうなぁ。オトンも自分の父親だったら困ってしまいますが、良いキャラクターだと思います。ちょっとだけお近づきになりたい。オトンの挨拶のところで、ホントはいい人だというのがわかりました。

オカン。ボクの一番大切な人。ボクのために自分の人生を生きた人——。四歳のときにオトンと別居、筑豊の小さな炭鉱町で、ボクとオカンは一緒に暮らした。やがてボクは上京し、東京でボロボロの日々。還暦を過ぎたオカンは、ひとりガンと闘っていた。「東京でまた一緒に住もうか?」。ボクが一番恐れていたことが、ぐるぐる近づいて来る——。大切な人との記憶、喪失の悲しみを綴った傑作。
(裏表紙より)

リリー・フランキー著(ロックンロールニュース)

2010年26冊目

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2010.07.17

トイ・ストーリー3(吹き替え版/3D)

昨日、ワーナーマイカル県央で観ました。ここは、3Dしかやっていませんでした。

おもちゃの持ち主が成長し、そのおもちゃで遊ばなくなったとき、おもちゃの運命はどうなるか?という話です。笑わせて感動させて、という王道パターンです。だがしかし、面白かった。クライマックスははらはらどきどき、ラストシーンは涙ぼろぼろ。本当に面白かったです。

自分の子供の頃を考えると、小学生くらいの時はTVゲームのたぐいはまだ存在せず、ロボットアニメに出てきたロボットとか人生ゲームなどのボードゲームがおもちゃだったように記憶しています。僕より少し下の世代から今の子供は、TVゲームやポータブルゲームがおもちゃの主流になるんでしょうね。そこに行くと、この映画に出てくる少年アンディは、ゲームなどはせず、ウッディやバズで遊んでいるのは、少し時代遅れなのかな?それとも少し前の世代、この映画を監督した人達の世代であるか、とも思える。自分の想像力を活用して遊んでいるアンディの方が、ゲームをする子供よりも発想力が鍛えられているんだろうなぁ。

原題:Toy Story 3
監督:Lee Unkrich
声の出演:唐沢 寿明, 所ジョージ, 小野 賢章, 小宮 和枝, きゃさりん, 日下 由美, 辻 萬長, 三ツ矢 雄二, 大塚 周夫, 永井 一郎, 松金 よね子, 谷口 節, 綿鍋 想, 高橋 理恵子, 東地 宏樹, 勝部 演之, 片岡 富枝
上映時間:103分
URL(日本 語):http://www.disney.co.jp/toystory/
URL(英 語):http://disney.go.com/toystory/

2010年7本目

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2010.07.15

ザ・ウォーカー

約2週間前、映画の日に観に行ってきました。今頃アップです。

原題は、下に書きましたが、『The Book of Eli』です。タイトルが映画が始まってちょっとしてから出たのですが、この“Eli”がなんなのかわからず、「家に帰ったらググってみよう」と思っていました。主人公の名前が、カタカナで表記すると“イーライ”だったのですが、これを英語で“Eli”と書くことをエンドロールで気がついて、原題を和訳すると『イーライの本』。なんて、つまんなそうなタイトルなんだ。と思ってしまいました。

物語は、ある男が、西の方に、この世界にたった一冊しかない本を、歩いて届ける。というもの。しかも、30年間歩きっぱなしのような設定。目的地は最後になってわかりますが、一体どこをどう歩いて30年かかってるんだ?と不思議になりました。たぶん、南と北に行ったり来たりしてサインカーブを描くよう西に移動したのだろうな。と思うことにします。

あと、運んでいる本ですが、勘のいい人はたぶん、「あぁ、あれだな」って思うでしょう。たぶん、正解です。僕でさえわかりましたもの。しかし、ちょっと仕掛けがしてある、そこが面白かった。

原題:The Book of Eli
監督:Albert Hughes, Allen Hughes
出演:Denzel Washington, Gary Oldman, Mila Kunis, Ray Stevenson, Jennifer Beals, Evan Jones, Joe Pingue, Frances de la Tour, Michael Gambon, Tom Waits, Chris Browning, Richard Cetrone, Lateef Crowder, Keith Davis, Don Tai
上映時間:118分
URL(日本 語):http://www.thewalker.jp/
URL(英 語):http://thebookofeli.warnerbros.com/

2010年6本目

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小説:インシテミル(文春文庫)/米澤 穂信著

昨日読み終わりました。

まず、題名が不思議です。インシテミル。アナグラムで別の意味のある文字列にしたのかと思いましたが、そうではないようです。詳しくは読めばわかるでしょう。

裏表紙を見ると、人が殺されたりするように書かれています。米澤穂信さんの今までの作品を考えると、殺人が起こらないと思っていました。死んだとしても、そう見えてるだけで実際は。。。というような内容かと思っていました。だが、しかし。

この本は、ある程度ミステリの知識があると楽しめるかな、と思います。僕はあまり知らないので、楽しめるところが少なかったかな?って思いました。そして、これが映画化されるということを知り、この「ミステリの知識」を知らない人々にも受けるようにするには、どうやっているのかが気になりました。

引用されている小説を読みたくなりました。実際に読むかどうかは別として。

「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった——。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。
(裏表紙より)

米澤 穂信著(汎夢殿)

2010年25冊目

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2010.07.11

小説家という職業/森 博嗣著

5日くらい前に読み終わってました。

自由をつくる自在に生きる』, 『創るセンス 工作の思考』に続くエッセイみたいな本です。

小説家になって、お金を稼ぐためにはどうしたか、という実体験が書かれています。たしかに「小説家になりたい」という人は多いかもしれません。でも、小説家になって何をしたいか?小説家という職業をどう持続させたいか?を考えてる人は少ないと思います。目的はなんなのか?を考えるべき、という話です。

ほかにも、編集業界の常識という、僕のいる業界の常識から考えると非常識なことも面白かったです。

森 博嗣著(浮遊工作室)

2010年24冊目

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2010.07.03

小説:1950年のバックトス(新潮文庫)/北村 薫著

北村薫さんの短編集です。高村薫さんの小説を読んだあとに北村薫さんの短編集を読むのは偶然です。もしかしたら、僕が知らないうちにコントロールされているのかもしれませんが、僕に知るよしはありません。

どの短編もよかったです。最初の話がちょっと怖かったので、そういうテイストの話が多いのかな?って思ったんですが、表題作の『1950年のバックトス』は最後にニコニコしてしまったし、『ひとがた流し』の彼女たちが出てきて「わぁ!!」って思ったり、とにかく、楽しませてもらいました。

「野球って、こうやって、誰かと誰かを結び付けてくれるものなんだね」忘れがたい面影とともに、あのときの私がよみがえる……。大切に抱えていた想いが、時空を超えて解き放たれるとき――。男と女、友と友、親と子を、人と人をつなぐ人生の一瞬。秘めた想いは、今も胸を熱くする。過ぎて返らぬ思い出は、いつも私のうちに生きている。謎に満ちた心の軌跡をこまやかに辿る短編集。
(裏表紙より)

北村 薫著

2010年23冊目

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