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2010.01.30

ブラックペアン1988(上)

読み終わりました。
舞台は、『チーム・バチスタの栄光』と同じ大学病院。しかし、20年前の話。『チー ム・バチスタの栄光』では病院長になっている高階が東城大学総合病院に来るところから始まる。

読んでいてわかったことは、ペアンが手術の道具の一つであり、それはハサミみたいな形のもので、摘んでその状態を保持するものである、ということである。ペアンは銀色のようであるが、題名はブラックペアンとなっている。黒いペアンとは何か、が物語の鍵になっている。

なかなか面白い話ですが、ミステリのカテゴリには入らないような気がしました。手術シーンはスリルがあって、どきどきしてしまいました。

ただ一つ気になった点があります。トトカルチョという語句が出てくる点。1988年はJリーグ開幕の5年前であり、サッカーくじ導入についてはまだ全く話題になっていない時期と思われるため、ここで出てくるのは少し違和感を感じてしまいました。すっごい細かいことですけどね。ちなみにトトがくじのこと、カルチョがサッカーのことです。たまにカルチョをくじのことだと思ってる人がいます。

1988年、世はバブル景気の頂点。「神の手」をもつ佐伯教授が君臨する東城大学総合外科学教室に、帝華大の「ビッグマウス」高階講師が、新兵器を手みやげに送り込まれてきた。「スナイプAZ1988」を使えば、困難な食道癌の手術が簡単に行えるという。腕が立つが曲者の外科医・渡海が、この挑戦を受けて立つ。
(裏表紙より)

海堂 尊

2010年4冊目

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