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2008.04.05

嗤う伊右衛門

幽界との境界が、破れている。内部の薄明かりが昏黒に洩れている。ならばそこから夜が染みて来る……。生まれてこのかた笑ったこともない生真面目な浪人、伊右衛門。疱瘡を病み顔崩れても凛として正しさを失わない女、岩——「四谷怪談」は今、極限の愛の物語へと消化する! 第25回泉鏡花文学賞受賞作。
(裏表紙より)

京極作品には珍しく、400頁以下の小説でした。
「愛の物語」と、裏表紙にあったので、もっと分かりやすい愛の物語かと思っていましたが、この話は凄いなぁ。僕にはマネのできない愛の形でした。

この話は、「四谷怪談」と、あとあまり有名じゃない『四谷雑談集』という本をベースに書かれているようです。第1章から、妖しいというかおどろおどろしいというか、そう言った雰囲気がどんどん溢れてくるような物語でした。

京極 夏彦著

2008年15冊目

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