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2008.03.16

暁のひかり

壺振りの市蔵は、門馬の帰り、大川端で竹を杖に歩く稽古をする足の悪い少女と出会う。ひたむきな姿に、ふとかたぎの暮らしをとりもどしたいと思う市蔵だが、所詮、叶わぬ願いだった——。江戸の市井を舞台に、小さな願いに夢を見ながら、現実に破れていく男女の哀切な姿を描く初期の傑作短篇6篇を収録。 解説・あさのあつこ
(裏表紙より)

藤沢周平を読んだ後は、何とも言えないすがすがしい気分になれる。
と、今までは思っていましたが、この本は今まで読んだ物と少し違っていました。

あと、ほんの少しで幸せになれたのに、ほんの少しのボタンのかけ違いなんだけどなぁ。と思ってしまいます。
でも、それは現実でもよくあることで、もし、もう少し早かったら、とか、あのときこうしていれば、というようなもの。これが人生なのかなぁ、と思って仕舞いました。

藤沢周平の初期の作品は暗い物が多いと聞いたことがありましたが、今回読んだ物は暗い物がほとんどでした。でも、「しぶとい連中」は、最後、これから明るいことが起こりそうな余韻がありました。

藤沢 周平著

2008年12冊目

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