あかんべえ (下)
読み終わりました。
2007年の最初の本が2分冊の2冊目からでした。前の記事に2006年から2007年の年またぎは宮部みゆきを読んでいたと書きましたが違ってました。
やはりというか、宮部みゆきさんの小説はいいですね。山場ではウルウルとしてしまいそうでした。お化けが出てくるのにいい話なんて、滅多にないはず。
この話を連続ドラマにして欲しいと思いました。でも、毎回見せ場があるわけではないのでダメかな?とも思ったり。
「ふね屋」には五人の亡者が迷っていた。あかんべえする少女、美男の若侍、婀娜っぽい姐さん、按摩のじいさん、宴席で暴れたおどろ髪の男。亡者と心を通わせていくうちに、おりんは、ふね屋の怪異が三十年前にここで起きた忌わしい事件に関っていることに気づく。幾重もの因縁の糸はほどかれ、亡者は成仏できるだろうか?ファンタジーとミステリと人情味が絶妙に溶け込んだ感動の時代長篇。 (裏表紙より)
宮部みゆき著(大極宮)
2007年1冊目
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