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2006.05.11

眠れる美女

川端康成作品です。
氏の小説は、『伊豆の踊子』(岩波文庫)しか読んだことがありませんでした。
イメージとしては、純文学で清く正しく、という感じでした。

しかし、これは、今まで川端康成に持っていたイメージを覆す作品です。才能がある人は何でもできる。という良い例でしょうか。
作り事とは思えないほどの描写,エロティック,退廃的。

波の音高い海辺の宿は、すでに男ではなくなった老人たちのための逸楽の館であった。真紅のビロードのカーテンをめぐらせた一室に、前後不覚に眠らされた裸形の若い女——その傍らで一夜を過ごす老人の眼は、みずみずしい娘の肉体を透かして、訪れつつある死の相を凝視している。熟れすぎた果実の腐臭に似た芳香を放つデカダンス文学の名作『眠れる美女』のほか『片腕』『散りぬるを』。
(裏表紙より)

川端康成著

2006年18冊目

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