亡国のイージス〈上〉
よく見ろ、日本人。これが戦争だ。
まず言っておきますが、映画のみを観ようと思っている方は、映画のオフィシャルサイトは、見ない方が良いです。最悪のネタバレをしています。
推理小説で喩えて言えば、犯人を教えるくらい最悪です。
ですので、映画版オフィシャルサイトへのリンクはしていません。
上巻を読み終わりました。
上のセリフは、映画の予告編でも言ってましたね。どうも読んだ感じと違って聞こえます。読んだときはゾクゾクしたんですけど。。。
めちゃめちゃ面白かったです。映画『戦国自衛隊1549』を観たときに福井晴敏氏の評価が下がったんですが、あれは映画制作者が悪かったのでしょう。
前半は、日本,アメリカ,北朝鮮が複雑に絡み合って比較的難しい話で、このまま難しいままなのかと思ったら、中盤から疾走感が出てきて良くなってきました。
下巻はまだ少ししか読んでませんが、楽しみでしようがありません。
在日米軍基地で発生した未曾有の惨事。最新のシステム護衛艦《いそかぜ》は、真相をめぐる国家間の策謀に巻き込まれ暴走を始める。交わるはずのない男たちの人生が交錯し、ついに守るべき国の形を見失った《楯(イージス)》が、日本にもたらす恐怖とは。日本推理作家協会賞を含む三賞を受賞した長編海洋冒険小説の傑作。 (裏表紙より)
福井晴敏著
2005年23冊目
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