2046
タイトルを全角にしてみました。特に意味はありません。
王家衛の映画は、いままで単館上映でした。この映画もそうするべきだったかと思います。
木村拓哉が出ているというだけで、上映館が増えてるだけのような気がする。
どこかのサイトに、この映画が『花様年華』の続きのようなことが書いてありましたが、それは同じ人がでているというだけで、本編とは関係ないような気がしました。
この映画を観るために『花様年華』を観なければならない、ということはありません。
何本か王家衛の映画を観ていますが、『ブエノスアイレス』以外は好きです。
この映画もその好きな映画の中に入ります。セリフの間とかカメラの角度とか個人的には好きです。
たまに映画の感想で「何が言いたいのか分からなかった」というものがありますが、それを分かる必要ってあるのでしょうか?分かろうが分かるまいが楽しめれば良いのでは?それに、そんなに分かりやすいものばかりで楽しいでしょうか?ピカソの絵が分かりやすいですか?ダリの絵が分かりやすいですか?
分かりやすくしたいのであれば、「この映画は○○○○○ということを言いたいが為に作ったのだ」というメッセージを映画の最後に出せばいいのだろうが、それはエンターテイメントだろうか?
そもそも、理解できる感性がないとは考えられないだろうか。
原題:2046
監督:WONG KAR WAI
出演:Tony Chiu-Wai LEUNG / GONG Li / Faye WONG / Takuya KIMURA / ZHANG Ziyi / Carina LAU KA LING / CHANG Chen
上映時間:130分
URL:http://www.wkw2046.com/
2004年48本目

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