硫黄島からの手紙
『父親たちの星条旗』の記事と同じく祖父の話ですが、小学生の頃、大掃除していたときに出てきた、祖父が戦地から送ってきた手紙というものを見せてもらったことがありました。その頃は「戦争=人殺し=怖い」と考えていたので、どんな内容なのかとかちゃんと見てませんでした。検閲があったみたいで、手紙の文面に墨で黒くなっていたところがあったのを覚えています。
説明はいらないと思いますが、この映画は、第二次大戦中の硫黄島の戦いを米国側,日本側から描いた作品のうちの日本側から描いた作品です。『父親たちの星条旗』に使われていたシーンも幾つか出てきました。
この映画を観て、戦争というものがどんなに悲惨なものなのかがわかります。敵を憎んだとしても、その敵にも自分たちと同じような家族がいる。そういったことを考えなければ、敵を憎むことができるが、もし自分と同じような境遇であることがわかれば、憎む気持ちも薄らぐのだろう。
監督:Clint Eastwood
出演:渡辺 謙, 二宮 和也, 伊原 剛志, 加瀬 亮, 中村 獅童, 松崎 悠希, 裕木 奈江
上映時間:141分
URL(日本語):http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
URL(英語):http://iwojimathemovie.warnerbros.com/
2006年43本目
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